(「お腹がすいた」(やーさん)と、何度もことばに出すカナシーとタンメー、気が付くとそこは辻街だった!)
「金細工」の金城真次のモーサーもアンマーの平良進さんも良かったですね。
艶のあるもーさーでした!かなーひーは少しくだけた「マクー」の風情が見たい。
種豚と小禄言葉!
辻街を歩いていた豚!
豚が主人公
仲良し!
ジュリとその客、太陽が二つに見える朝!
辻の染屋小のアンマー(伊良波さゆき)に救われるタンメーとカナシー
(小嶺、金城、当銘、辻の妓楼)
(田舎おりした村に訪ねてきた父親、死を覚悟で息子を説得する親!)
立身して村にチルーを迎えにきた里之子!心に嘘はなかったのだ!
チルーと里之子は再会する。チルーのつらねが劇場に響く!とこしえに思いはそこにあり続ける!
フィナーレの一部です!
(備忘録としてUPしています。画素数もよくありません。いい公演でした。再演、再再演の応援歌です!)
民謡とそれをうまく脚本の中で生かした沖縄芝居でした!歌、台詞、つらねが引き付けました!
「じゅりむちりし、世間のクチシバにぬぶてぃ」などの台詞、なるほどでした。当時ジュリとの結婚は許されていなかったのですね。妾にするのはOKな社会でした。純粋な愛情、歌舞伎や浄瑠璃の心中物のような物語の雰囲気がこのジュリと里之子の駆け落ちかもしれませんね。普通はジュリを連れ戻しに辻のアンマーが来るのですが、この作品の特異性は里之子を連れ戻しに首里の親がやってくることですね。
舞台を見たら記録しないと悪い気がして論稿を見捨ててブログである。カバかもしれない。さて、これから英文論稿を!