志情(しなさき)の海へ

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「タンメーたちの春」劇団創造第38回公演!新作です!見なければですね!

2016-06-12 10:22:52 | 沖縄演劇

最近新聞を読めないのですが、チラッとみたら沖縄タイムスの芸能欄になかなか中堅のいい役者が演じている記事がありました。
新作現代演劇は絶対見なければですね!このチラシは7月2日ですが、6月26日は昼2時、夜6時半です!
二回見れたらいいですね。

現代沖縄演劇の課題は「人類館」を超えられる作品を創作できるか、ずっと問われ続けています。

大城立裕作品の沖縄芝居や新作組踊は超えているというより伝統演劇の型を踏襲した現代史劇(詩劇)の様相ですね。

近・現代沖縄演劇論まとめなければです。一方で沖縄的磁場に似た状況でアイデンティティーの追求と創造(想像)を続ける世界の類似した地域との比較研究もやりたいですね!西洋と東洋、アメリカと沖縄、アジアの中の沖縄、そして恩師米須興文先生が魂呼びしたアイルランドですが、私はケルト文化と沖縄文化の比較研究をその中に包摂した形の取り組みができないか、模索しています。

大学や県の規模で比較研究プロジェクトが取り組めたらいいのですがー、どうも劇場的視点で大きく地域と文化、アイデンティティーを捉えることができる代表的知性がおられないせいか、厳しい現状です。日本の植民地的プログラム、二項的関係性だけでは、もうポスト・グロバル時代の感性に追いついていけないと考えるのですが、それより香港、シンガポール、台湾などの演劇人の感性はもっと開かれていますよね。インドも面白い。


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