志情(しなさき)の海へ

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沖縄の秋の色合い

2012-11-18 23:48:14 | 動植物

                             (原種のアカバナーかな?)

(ヘリの騒音が朝からうるさい昨今である。市内上空も演習場かな?秋空はどこか澄んでいるようなそうでないような色合い)

(犬との散歩の途中でみつけた朝顔、薄紫色が特徴だ)

アカバナの花の朱色は血の匂いはしない

後葬の花と呼ばれる

死がまとわりつく花の朱

仏桑花という題の沖縄芝居がある

友情とリベンジ、裏切り、嫉妬、愛のトライアングルがある

アカバナの花はグソウ花、主人公の里之子はアカバナの花に

自らを喩え死んでいく。

アカバナはグソウ花、友情の証だったか

アカバナはままごとの花、ぬめぬめした手触りが残る

あれから時が矢のように飛んで消えた

アカバナは

目立つ朱

目立つ色合いが

いつでも惹きつける

アカバナを見ると

世の限り

意識させられる

アカバナは気づきの朱

朱は目に痛い

でも朱はいい

朱は緑に映える

アカバナの属性(俗性)

はありふれたもの

それが当然の日常

だと

天を睨むのでもない

見つけると

デジカメに収めたくなる花

 


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