(雑踊り、貫花、です!)
要領のいい人より、パッションと誠実さのある人は常に周りを暖かくしますね。パッション、パトス、そして、誠意ですね!新城 亘さんはそういう方です。しかし、今回のシンポジウムの冊子の華ですね。ちょうど旧二十日正月にちなんだいい論文です!感謝!
「〈せんする節〉から「じゅり馬」の誕生背景をみる」は、さすが琉球古典音楽で博士号を取得した新城さんの知性と感性が凝縮されていますね。
「万歳敵討」の組踊が1756年ゆえにその後かとは思っていたが、歌の旋律から導き出したのはさすがです。系列関係もわかりやすいです。いつからジュリ馬が始まったのか、とても興味深いテーマです。明治20年から30年と見当をつけました。明治26年には、新聞にでないけれど、大々的にやっていますね。感銘を受けるのは通事的に緻密に組踊や地方のまん才口説」や琉歌など、検証しているところです。比較の眼差しがあります。渡地から始まったの説もあるのですね。なるほどです。シンポで時間的猶予があれば会場のみなさんとの質疑で絶対に沸騰するテーマですね。
「やれやれ、君は?と聞かれるとんんん」です。
緻密な論証に頭が下がります。なるほど、どうも一夜漬けの論稿がはずかしくなります。