寡占企業のように、前国立劇場おきなわ芸術監督の嘉数道彦さん、現芸術監督金城真次さんたち一行がプロデュース公演のように、独占している。
この傾向は気になる。
4つの1月から3月までに沖縄芝居公演のチラシを紹介したい。
まずは「東り立ち雲」です。以前の役者の迫力がないのです!役者が身体的にも小さくなってしまいました。不思議です。以前より身体は高くなっているはずなのですが、真喜志康忠さんのような、男気のある役者がいないのです。
神谷武史さんはなぜ演じないのでしょうか?
東江さん、高宮城さんはいい実演家です。しかし、真喜志康忠さんや玉木伸さん、親泊元清さん、玉城健さんなどの舞台を観てきたので、物足りないですね。大宜見小太郎さんは、背が低く庶民的な芸でしたから、現在のキラ星の背丈のあまりない舞踊家や組踊伝承者でも、模倣はできますね。
4公演の主役メンバーは全く同じですね。役柄に相応しい実演家を育成するのも、芸術監督や、芸大教員の使命かと思います。
他の沖縄芝居劇団は消滅したのだろうか、と思えるほどです。唯一「うない」や「うびらじ」が頑張っていますね。与座劇団はどうしたのだろう?俳優協会は解散したのだろうか?歌劇保存会は「沖縄芝居研究会」の関係者がこぞっと伝承者になっています。
この件に関しては改めて詳細を検証してみたいです。
出演者をよくごらんください。