日本語の論文でさえ、仕上げるのに苦労するが、英語は以前ハワイの某教授のチェックを受けたのでいいかと思っていた。読み返してみたら表現や表記の問題、急いでまとめた箇所は文脈の問題があることがわかった。しかもアメリカ英語ではなく英国式の表現にしろとの指令である。やれやれ!
病院から戻って22時には寝て朝2時半頃起きて、ずっと寝ずに取り組んでいるが、まだ終わらない。微妙な表現ミスがある。朝8時には病院に行く予定が行けない。案の定電話がきた。病人は時間の約束が厳密だ。送られてきた詩集や同人誌にドキッとするテーマが溢れている。詩を朗読するのは悪くない空間。
午後は女優さんと漢方薬を求めて遠出するので、夕方病院へ行かなければならない。その前に大学で英語の沖縄関係の博士論文を確認したい。Academiaから以前書いた論文の引用か参照で、名前が掲載されているとメールがきた。
Academiaは論文を紹介している。自分の論文がどれだけ引用されているかが分かる仕組みになっている。そのようにデーターを集積して、学生や研究者に有料のアクセスを促している。彼らの熱意には感謝だが、遣り残した論稿はきちんとしたいが、若い頃からテーマにしているある物語に取り組みたいと思いつつ、なかなかできない。
歌劇保存会の30周年記念事業に関してはきちんと取り組みたい。
つぶやき:
私宛ではないが、田村雅之さまから送られてきた分厚い詩集『「デジャビュ」以降』の氏の年譜を見て驚いた。かの『琉球共産村落の研究』を纏められた田村 浩さんのお孫さんだったのだ。博士論文を書く上で参照した貴重なご本である。明治時代の沖縄社会が丁寧に掬いとられている書籍である。沖縄との因縁の深さが理解できた夕べだった。