志情(しなさき)の海へ

かなたとこなた、どこにいてもつながりあう21世紀!世界は劇場、この島も心も劇場!貴方も私も劇場の主人公!

椿の花を天ぷらにしてみた〜!

2025-03-10 00:07:00 | 日々の記録・備忘録
何日か前、綺麗な、美しい、鮮やかな、と褒めちぎりたい椿の花たちが、ただひっそり咲いているのだが、一人で愛でるのがもったいなくて、写真で紹介している、と書いた。最近は一枝を生け花にしている。

 毎日飽きることなく愛でないと悪い気がして、こんなに美しく咲いてくれてありがとうと、つぶやいた。
 落ちた椿の花を見て思いついたのは、花を天ぷらにする事だった。

 確か椿について検索した時、椿の花の天ぷらについて書かれていた事が脳裏に浮かんだ。その時は、椿油もあるから、食用にもなるんだと、ただ納得していた。あえて自ら天ぷらにすることなど、思いつかなかった。しかし、なぜか、落ちて朽ちていく花々を見ていると、「そうだ、天ぷらにして食べてみよう。」という気持ちが起こった。地面に落ちて朽ち果てるだけではない椿の尊い価値にも思えた。

 菜園を片付けた頃、曇り空に夕陽が差し込んできた。椿の花たちは、太陽に顔を向けている。朝日は、お隣の樹木に遮られているせいか、南西の方角に顔が向いている。
 突然夕陽を浴びた花は歓喜の表情に見えた。

 曇り空の下の雰囲気(表情)とは異なる。ただ陽があたった単純な事実なのかもしれないが、しかし植物は常に太陽に向いている。

 あらためて綺麗で微笑んで見えた。
 さて、落ちたばかりの椿の花を集めた。水に浸し、小麦粉、卵、塩胡椒をまぜた。花の形そのままに天ぷらにすることは出来ず、花弁を崩して、衣をつけて米油で揚げた。

 さつまいもとチキンを揚げてその後に椿の花弁である。
味見して、いける、と感じた。
濃いピンクの色は綺麗で、出来上がった時も紫色に近くなり、色も楽しめた。

 シークワーサーポンズで食べてみた。なかなか美味しい。塩胡椒はまぶしていたので、味はわるくない。しっとりとした噛み心地。いける!
 
 次は、新しい米油で揚げてみよう。もっと美味しく味わえるに違いない。

 *****
 初めて椿の花の天ぷらを食べました。

 椿の花はポトリと落ちても、ただ枯れるだけではなく、あなたの食になります。
 椿天ぷら、美味しい〜!

  
夕陽に照らされて!

南西に向く花の健気さ!

**********
(花弁を崩す形になった。小麦粉に卵、塩コショウをまぜる。)

     油で揚げている時も色鮮やかだった!

  今回、サツマイモ、そして衣がついたチキンを揚げた後だったので、色は鮮やかではない。次回は新しい米油で揚げてみたい。

 
  • トータル閲覧数 10180806 PV
  • トータル訪問数 2406822 UU


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。