小さなカボチャ、ミニミニカボチャの形をしたビタンガの果実は、3、4年前から、春の彩と共に、食の楽しみになっている。
そして梅雨時に入って、蒸し暑い夏がやってくる。そう言えば、去年の夏はあまり暑さを感じなかた。あまりエアコンを必要としなかった。しかし2020年度は暑かった。オンラインの授業中、エアコンをオンにしないと厳しかった。
今年は、暑くなりそうな気配がする。冬も暖冬だった。
年によって亜熱帯の島の気候にも微妙な変化がある。四季の変化は雪の降る地域のように鮮やかな変化はないが、それでも四季は巡ってくる。
春のピークは清明祭の頃か、赤いデイゴと対をなすかのよう、白百合が満開だ。相思樹の黄色い花もまた〜。
5月になるとイジュ(伊集)の白い花が咲く。
このうりずんの春から梅雨時に、沖縄は戦場になり、奈落の底に落とされたのだった。春は残酷、77年前から戦後をひきずっている。地位協定は変わらず、帝国とその臣下国に蹂躙されているうちなーだろうか!