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沖縄は米国の「信託統治」ではなかった!アメリカの表向きすてきな自由と民主主義の欺瞞!

2020-03-12 15:12:47 | アジア・太平洋の文化

                    (琉球新報3月9日)

フィクションでも具体的な史実関係はしっかりしないといけない。『宝島』が問題視されている。専門書も!

『宝島』に関して佐藤 優さんが以前問題にしていたが、具体的に「信託統治」には言及していなかった。暴力的イメージを問題にしていた。アメリカの沖縄支配の巧妙な手口が分かる。意外とアメリカに支配されていた認識はあってもどのような統治だったのか、具体的な事実関係への理解が疎くなっているのかもしれない。治外法権で、少なからずの沖縄の住人が不合理なアメリカ軍統治のために犠牲になった事実は記憶に新しいが-。米軍車輌に轢き殺されても泣き寝入り、レイプされ殺されても泣き寝入りだった。アメリカのキリスト教倫理観や政治(統治政策)は怖さを兼ねていた。

それゆえに美しい日本国憲法の下で基本的人権とナショナリティーを得たいと復帰運動が盛んになったと記憶しているが~。反復帰論者が登場してもおかしくなかった。麗しい日本国憲法の上に君臨する日米安保や日米合同委員会などの権力構図が見えていた方々は、当初から復帰を疑問視していたのかもしれない。???今、日本の麗しい憲法も危うくなっているようだ。日本そのものがアメリカに従属するなかで戦後経済大国にのし上がった。そのおこぼれを少なくとも享受してきた復帰後の沖縄だが、実態はますます悪くなっている。

現在アメリカと中国、朝鮮半島、ロシアの間で立ち往生の日本だろうか?ユーラシア大陸とアメリカの間で右往左往しているように見える日本の現況は、かつて沖縄が憧れた日本ではない。沖縄を日本の防波堤にするためのアメと鞭を駆使し続ける。隠蔽と欺瞞があぶり出されていて、尚、変わらない構造の中に据え置かれている沖縄のようだ。


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