志情(しなさき)の海へ

かなたとこなた、どこにいてもつながりあう21世紀!世界は劇場、この島も心も劇場!貴方も私も劇場の主人公!

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2 コメント

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緞帳 (participate)
2013-06-04 01:45:05
人はいつ一日の終わりを迎えるのだろう
それは人それぞれだろうが
眠りの床につくまえに
私は
その日読もうとして読まずにいた本を読み始める

グラスにそそがれた一杯の美酒をしずかにかたむけながら
バッハのカンタータ第140番
《目覚めよ、とわれらに呼ばわる物見らの声》からコラールをききながら

クルト・エクヴィルツのゆたかなテノールが
夜のしじまにひびきわたり
私の意識はなかなか
一日のとばりをおろすことを許さない

私は生きる残刻と死する懊悩にひれ伏す
一介の徒となりしか

グラスに残る酒を飲み干したら
あの緞帳に
わが一日をしずかに折りたたもう

人みな迎えるあしたに
至福あれかしと。
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バッハと美酒と至福へ (nasaki)
2013-06-05 11:08:52
グラスにそそがれた一杯の美酒をしずかにかたむけながら
≪バッハのカンタータ第140番
《目覚めよ、とわれらに呼ばわる物見らの声》からコラールをききながら

クルト・エクヴィルツのゆたかなテノールが
夜のしじまにひびきわたり
私の意識はなかなか
一日のとばりをおろすことを許さない≫

同じことを試みようとしたのですが、エクヴィルツのテノールは探せませんでしたね。CDでも求めないと彼の声に出合えないようです。

一日のとばりをおろす時間もまた日々の疲れとの折り合いで変わってきます。朝まで起きて小鳥たちの囀りと共に寝入ることもありますね。寺の鐘の音色に起こされたり、そうした日々の繰り返しが消えていくのですね。

≪人みな迎えるあしたに 至福あれかしと≫
あなたは優しい方なのですね!そう念じることはできます。至福の二字が遠くても、近くても、それはまた心の受け止め方次第でしょうか?語り合えるやさしい言葉があれば人は至福を感じるのかもしれません。

バッハはいいですね。日々の眠りは永遠の死の繰り返しなのだろうか?
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