雨が降る台北！

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（雨の台北）
台北にやってきた。発表用の原稿は１０枚ほど、結局ディテールに入れなかった、ただ組踊の波の背景にあった知的仕掛けは面白いと思った。送ったのは徹夜状態の朝である。組踊との比較検証をまめにやりたいし、系譜の流れは膨大で、あれとこれとアイディアだけは膨らんでいるが、実質的にはことばに形や意味を与える仕事が待っているだけで、発見はつまりシステムとして全く植民地的構造の中で、彼ら沖縄学の先駆者たちがやったことを掘り下げることが問われている。んん、面白いね！

これはテーマの中でまとめたい。アジアの共通項がある。これからＰＰが作成できたら少しでも作成したい。ＤＶＤの調整と他の研究者の論稿を丁寧に全部目を通したい。

違いと共通性があぶり出されていくのはいいね。頭がどれだけこなれて対象に向き合っっているのかも試される。学びの場であり、Twitterでアメリカ在住の女性が呟いていたが一生学びが続くね、は同感。意識は死の直前まで対象に、世界に、人間に向いている。意識があるかぎり、この不思議で奇跡的な生きているというこの感触に浸っていたい！