去年はあまり意識しなかった。でも昨今、空から襲う音が気なっている。わたしだけではない。キャンパスの上も横からも斜めからも騒音が襲ってくるのである。それが嫌でもやってくる。沖縄は戦場のような雰囲気である。これはおかしい。こんな沖縄は人権無視の中にあるのね。ベトナム戦争の頃もイラク戦争の時も変わらなかったのである。しかし那覇市の上空でも、雲海の上を戦闘機が飛んでいる。自衛隊ヘリが毎日のように飛んでいる。尖閣諸島のあおりは八重山や与那国だけではなかった。ここでも同じ。航空自衛隊基地が那覇飛行場のすぐ横にあり那覇飛行場を共有しているのである。危険な那覇飛行場である。自衛用（軍用？）目的の航空自衛隊機と民間飛行機が隣合わせである。そこも異常な空間・場所である。
ああ、沖縄は１４０万人が生活している亜熱帯の島だ！しかし、治外法権の軍事基地が島を齧っている。島民の魂も生命も齧っている。そこから軍事基地を強制収容されたゆえに土地代としての見返りをもらっている人々もいる。中部地区の下滑走路の回りの豪邸に見るようにー。でもそれはもの凄い騒音公害と共にある。基地周辺の目に見えない害！は大きいに違いない。ここで数値で示すことはできないが、基地のメリットよりデメリットの方が大きいのは確かだね。
オスプレイのシュミレーター利用の運航についてのニュースを今ＮＨＫがやっている。ＮＨＫは米軍の味方なのかな？運用の透明性が明らかになっても変わらない。東京ＮＨＫの上空をオスプレイが飛んだら分かるかもね。恐ろしい音である！この恐ろしい音との共生はたまらないのよね！ここは戦場ではない。軍事基地はいらない！軍事基地はすべて沖縄から抹消されるべきである。米軍基地はいらない！ＮＯ ＭＯＲＥ ＵＳ ＢＡＳＥＳ ＨＥＲＥ ＩＮ ＯＫＩNAWA! 自衛隊基地もいらない！基地があるゆえに戦場になり攻撃の対象にもなる！琉球諸島はやはり貧しくても（今でも十分貧しいが）基地のない島であった方がいいね。
軍事的に薩摩（３０００人の武装集団）に侵攻され隷属し富を収奪され、明治維新で日本政府に収奪され６６年間、日本人になる同化政策を受け（その同化政策のトップは元薩摩人官僚と商人たち）、１０万人近い住民が戦場となった島で殺され、戦後は米軍占領でさらなる人権侵害を受け、復帰後も変わらない。日米に蹂躙されつづける島だ！日本の経済発展の残り物で物質的な豊かさは伴ってきた。しかし、それでもこの日常の非日常的空間（異常さ）の中での生活はおかしい！
沖縄を齧っている者たちは多い！齧りがいのある琉球諸島なのかな？
