志情(しなさき)の海へ

かなたとこなた、どこにいてもつながりあう21世紀!世界は劇場、この島も心も劇場!貴方も私も劇場の主人公!

【中東から変わる世界】シンポジウムの紹介!造花ではない生身の知の構築かも?

2011-03-28 20:40:40 | グローカルな文化現象
<多言語社会研究会のチェーンメールからの紹介です!>
世界は動いている!新しい変革の時代へ?興味はあるが、Performign Arts & Languages & Genderと直接に関係はない。しかし世界は劇場という視点からみると全ての事象はこことわたしと関係しあっている。日々変わる世界、特に中東・アフリカに関心のある方々には素敵なシンポジウムかもしれませんね!CNNを若者と見ているとUSはUSの利害の立場から盛んに中東・アフリカ情勢について論じていて、ライブで報道されている。アルカイダがどこにも出没する亡霊のように、ある国で爆弾を製造していてUSに危険だとの話などがあり、アメリカは日常的に戦略ゲームをライブ感覚で実践しているのだと、感じさせる。地震・津波・原発報道の中でリビアなど、北アフリカの情報は世界のタイ風の目のようだ。かなたとこなたは確実に結びついている。解説はネット革命、情報革命、Face book革命を取り上げているが、実際グローバル化の弊害とメリットの狭間に常に大勢の民衆は晒されているようだ。エジプトでは軍部が政権反対のデモに参加した突出した若者たちを拷問したとの実証も報道している。民主主義を阻むものの正体?より民衆に拓かれた、権力が一極に収集しないシステムの構築はどこでもたいへんそうだ。どうして人間はこうも権欲に縛られる生き物だろうか?権力(欲)を行使する人間たちの悪徳なのだろうか?拓かれた民主主義の幻想を生きているのかもしれない。透明性の中に全体主義もあり、メディアが世界を騙すことも可能な時代ーー、何をどう信じたらいいのか、究極的な悪があり究極的善がある。その中間のグレーゾーンに位置する人間の方が多いと思うが、人間が人間を奴隷化しない(物理的にも精神的にも)コミュニティーなり社会・国家であってほしいのだがーーー?!

殺される国民たちの姿----やはり国家中枢の悪意(ロマン主義)の結果!指導部の人間たちの無知(傲慢さ・権欲)は300万人を簡単に死に導いた。ロマン主義は希望であり絶望でありえる。

主に大学人の研究成果だが、つまりデーターを多く手に入れる特権者たちであり、彼らが入手したデーターを解説してみせるという事である。データーや資料を逍遥する特権から何が見えてくるだろうか?昨今は個人でもデータ入手が可能になり、大学人と競っている。例えば福島原発の状況解説は東京大学教授の説明よりもUSTRAMのネットメディアの報道の方がいい、という事にもなる。真に真実を追求するのはやはりグラスルーツの力を信じたくなる。新学期から学生たちにはこのバイリンガル報道のUSTRAMを見て聴いて情報を入手したコメントなど書いてもらおうかな?などと考えている。

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地域研究コンソーシアム「地域の知」シンポジウム
中東から変わる世界

チュニジアの「ジャスミン革命」に始まる中東地域の政治情勢の流動化は、今後の世界のあり方を確実に変えるものである。中東地域では権威主義体制がなくならないという認識はすでに過去のものになった。国際社会はイラク空爆が安定的な民主化をもたらさなかったという経験を持ちながらリビア空爆に踏み切った。中東情勢の変化とそれへの対応は、これまでも何度か世界秩序の再編のきっかけをつくってきた。現在私たちが直面している事態はどのような世界に私たちを導くのか。中東・イスラム地域だけの問題として捉えるのではなく、現代世界の全体にかかわる問題として考えたい。

日時:2011年4月16日(土) 13:30-18:00、4月17日(日) 9:00-16:15
場所:京都大学稲盛財団記念館3階大会議室
http://www.cias.kyoto-u.ac.jp/access/
主催:地域研究コンソーシアム(JCAS)
   京都大学地域研究統合情報センター
共催:京都大学地域研究統合情報センター共同研究「ヒューマン・パワー時代の外交・安全保障の現場と地域研究」(代表者:川端隆史)

プログラム:
●2011年4月16日(土)
13:00 受付開始
13:30-13:40 開会挨拶 宮崎恒二(地域研究コンソーシアム会長/東京外国語大学)
13:40 第1セッション
司会 家田修(北海道大学)
パネリスト
酒井啓子(東京外国語大学)「アラブ諸民衆革命にみる対外依存・干渉の功罪」
高原明生(東京大学)「『蘇東波』の20年後に襲った『中東波』:中国の政治社会への影響」
廣瀬陽子(慶應義塾大学)「旧ソ連諸国が危惧する第二の『色革命』」
藤原帰一(東京大学)「前衛なき革命:東南アジア政変と中東」
武内進一(JICA研究所)「中東で起きていることをアフリカの視点で考える」
恒川惠市(政策研究大学院大学)「政治体制変動の客観的要因と主観的要因」
16:50-17:50 討論
17:50-18:00 総括 林行夫(地域研究コンソーシアム事務局/京都大学)
18:30-20:00 懇親会(稲盛財団記念館大会議室、会費制)

●2011年4月17日(日)
司会 西芳実(立教大学)

9:00-10:30 パネル1 「軍と政変」
報告1 鈴木恵美(早稲田大学)「エジプト革命後の新体制形成過程にみる軍の役割」
報告2 増原綾子(亜細亜大学)「政変・民主化を考える:インドネシアの事例から」
報告3 菊地信之(外務省)「湾岸王政国(主にサウジ)の統治における軍事の意義と湾岸地域の戦略環境の変化」

10:45-12:15 パネル2 「宗教と社会福祉」
報告1 横田貴之(日本大学)「エジプト・ムスリム同胞団の社会活動と政治的動員」
報告2 見市建(岩手県立大学)「インドネシアにおけるイスラームの組織化:互助機能と政治的動員」
報告3 飛林良平(外務省)「社会サービス提供主体としての国家の役割:ルーマニアの事例を通じて」

13:30-15:00 パネル3 「越境する人と情報」
報告1 錦田愛子(東京外国語大学)「政変と紛争における社会的弱者と情報ネットワーク」
報告2 高岡豊(中東調査会)「越境する興奮、越境しない世界観」
報告3 塚原信行(京都大学)「情報ネットワークの社会的条件」

15:15-16:15 総合討論
16:15 閉会

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写真はキャンパスの雑草!名前を調べなければーー!春、花々は微笑んでいる!ありがとう!

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