志情(しなさき)の海へ

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思いがけないバードワッチング、嘴が赤いバンと額と嘴が白いオオバン!

2025-02-25 01:39:00 | 日々の記録・備忘録
全く来る予定のなかったかねひでスーパーに立ち寄った。駐車した後ですぐ後ろに川がある事に気づいて、覗いてみた。

 何と嘴の赤いバンが餌を求めて川の中にいた。一羽だ。しかし少し離れた所には3羽のオオバンが仲良くやはり餌を求めて川の中にいた。 

 バンは渡鳥。冬に亜熱帯沖縄の池や川で見られる。琉球大の球陽橋から、そのすぐ下にある千原池を眺めると冬場はよく見かけたものだ。

 博論を書くために研究棟にこもっていた時、ほとんど毎日散歩で橋に行き池を観察していた。

 目的の一つは、鶯が年中鳴くかを確かめることだったが、季節によって変わる池とそこにやって来る鳥たちに惹かれていた。

 鶯は、年中鳴いていることが分かった。

 渡鳥のバンやアオサギ、サシバもやってきた。鵜もまた集団で飛んできた。その時撮った写真は、60倍で素人にしてはいい写真が撮れたと思っているが〜、このブログで紹介した覚えがある。

 しかし、23年の4月以来、バンを見た事がなかったゆえに、今回改めてバンを目撃してしばし心がはずんだ。ただ眺めながらスマホで写真を撮った。60倍拡大できるビデオカメラを持っているわけではないので、1日の記録として撮った。
 家に戻って調べてみると、川の名前は長堂川で、國場川に流れこむ支流になっている。生活用水が流れ込むゆえに綺麗な川ではない。しかし鳥たちはやってくる。
 大学の池にしてもかつての用水ダムで、排水も流れくるゆえに綺麗とは言い難い。しかし鳥たちは、そこに生息する川魚を餌とするために、やってくる。コイ、ティラピア、ナマズやヤゴ、カエル、メダカなどがいる。

 あまり綺麗ではない國場川周辺を以前、犬とよく散歩したが、綺麗ではないとは言えど、亀も泳ぎ、鮒などの集団の食事光景など観察できた。
 澄んだスポットが汚い川にもあるらしいことも見えた。
 
 長堂川は、國場川よりは幾分汚れはないように見えたが、それでも生活用水が流れ込むことに変わりはない。
 その中でバンもオオバンも冬を過ごしている。川が少しでも浄化されている中で、大小の川の生き物を捕食してほしいが、川が特別綺麗に見えないゆえに、川の生き物たちもバンたちも、自然環境にめげないでほしいと思うにとどまる。

 生き物のカラダには、自然の免疫力が有るはずだと、自らの体験から推しはかるだけだが、つまり、吐気などはまさに胃が異物を押し戻してくれるのである。

 体内の細胞は、異物とは戦ってくれる。ゆえに、バンもまた、幾らか汚染されている川でもそこに住み着く生き物を捕食し、うまく体内細胞と折り合いをつけているに違いないと、想像するだけだが~。

またいつこの川を見るだろうか。次回も川を覗くことになるのだろうけれど、その時バンは飛び去っているのかもしれない。

 ああ〜、犬のタロウがいなくなって、國場川沿いの散歩も縁遠くなってしまった。雨が突然降り出してタロウと木の下で雨やどりしたことがあった〜。

 たまには川を眺めながら散歩しなければ〜。
 
  戦前の長堂川はきっときれいな川だったに違いない。
 



















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