
(来る3月1日は旧二十日正月ジュリ馬です!)
3月13日(6pm-9pm)のシンポジウム「戦争と文学ードイツ、日本、沖縄の眼差し」は
以下の市川先生の科研費プロジェクトと大阪ドイツセンターのプロジェクトとリンクしています。
イベント1
国際シンポジウム
「ドイツ、韓国、日本におけるブレヒト」
Brecht in Deutschland, Korea und Japan
アンドレア「英雄のいない国は不幸だ!」
ガリレオ 「違う、英雄を必要とする国が不幸なのだ。」
(ブレヒト『ガリレイの生涯』第13場)
ブレヒトは私たちに今、何を語りかけようとしているのか。ドイツ、韓国、日本でのブレヒト受容を探りながら、ブレヒト演劇の魅力を探る。
とき:2013年3月16日(土)午後1時30分~6時15分
場所:大阪府立江之子島文化芸術創造センター4階、ルーム2
〒550-0006 大阪市西区江之子島2丁目1番34号 電話:06-6441-8050
(地下鉄千日前線・中央線「阿波座」駅8番出口を出て西へ150メートル)
入場無料/要事前申込み(先着50名)
申込み先:大阪ドイツ文化センター(文化部:西村)sbpo@osaka.goethe.org
大阪大学 市川明 ichikawa@let.osaka-u.ac.jp
プログラム
あいさつ ライナー・マンケ(大阪ドイツ文化センター 館長)
報告
1. 木村英二(大阪産業大学):
叙事的演劇の理論と実際-『セツアンの善人』を例に
2. 菊川徳之助(演出家、日本演劇学会副会長):
私(日本人)のブレヒト演出-『セチュアンの善人』『おふくろ』『コーカサスの白墨の輪』を中心に
3. ヨアヒム・ルケージー Joachim Lucchesi(カールスルーエ大学):
「でも何かが欠けている」-『マハゴニー』についての推測
休憩30分
4. 市川明(大阪大学):
ブレヒトと広島・長崎―『ガリレイの生涯』をめぐって
5. イ・ウォンヤン 李源洋(漢陽大学):
韓国の舞台におけるベルトルト・ブレヒト―上演作品2006~2011
休憩15分
討論
閉会
18時30分から2時間、同館地下1階のカフェ「circle」で、ドイツ総領事館主催の懇親会があります。ぜひご参加ください。
懇親会参加費:一般1000円、学生500円。要事前申込み。
申込み先:大阪ドイツ文化センター(文化部:西村)sbpo@osaka.goethe.org
*なお同会場で李教授の舞台写真展が3月12日(火)から24日(日)まで行なわれています。
イベント2
韓国の演劇界におけるベルトルト・ブレヒト―上演作品写真展 2006~2011
期間:2013年3月12日(火)~3月24日(日) ※月曜休館 11時~19時(日曜は11時~16時)
場所:大阪府立江之子島文化芸術創造センター4階 ルーム2
この写真展では、2006年から2011年までに韓国で上演されたブレヒト作品の中から代表的と思われる写真20点を紹介します。
イべント3
イ・ウォンヤン(李源洋)との対話 (聞き手:市川明)
1988年のソウルオリンピックまで、韓国ではブレヒトは出版も上演も許可されていなかった。
その後、ブレヒト作品の多くが翻訳され、堰を切ったように上演され始めた。
その立役者がイ・ウォンヤン教授である。彼は翻訳のみならず、ドラマトゥルクとして舞台上演に関わり、舞台写真を撮り続けた。来日された教授から韓国におけるブレヒトの翻訳や上演にまつわる様々なエピソードをお聞きしたい。
とき:2013年3月19日(火)午後7時~8時30分
場所:大阪府立江之子島文化芸術創造センター4階、ルーム2
(地下鉄阿波座駅8番出口を出て西へ150メートル)
入場無料
主催:科研費プロジェクト「ブレヒト、ヴァイゲルとベルリーナーアンサンブル」
大阪ドイツ文化センター
大阪府立江之子島文化芸術創造センター
協力:ドイツ連邦共和国総領事館
後援:阪神ドイツ文学会、日本演出者協会
問い合わせ先
大阪ドイツ文化センター(文化部:西村)sbpo@osaka.goethe.org
大阪大学 市川明 ichikawa@let.osaka-u.ac.jp