
(フェンスが消えない沖縄、フェンスは増殖する!)
『戦争と文学ードイツ、日本、沖縄の眼差し』
司会 XXXXX(予定)
あいさつ 神谷乗仁 (沖縄ドイツ協会理事長)
市川 明 (大阪大学教授)
屋嘉節の唄三線―新城 亘(琉球音楽研究者・実演者 PhD)
◎詩の朗読 佐々木薫 (山之口獏賞受賞詩人、沖縄タイムス芸術選賞大賞受賞 「ディープ・サマー」から
市川 明 (大阪大学)
『暗い時代からの叫びーデンマーク亡命中のブレヒトの詩』
ヨアヒム・ルケージ(Joachim Lucchesi カールスルーエ大学)
『叙事的なものの速さー電撃戦とブレヒトにおける戦争芸術』
秋葉裕一 (早稲田大学)
『戦争の記憶と記録ーブレヒト、井上ひさし、永井愛』
与那覇晶子(演劇批評・研究者、琉球大学博士課程後期在学)
「終わりのない沖縄の戦後―『カクテル・パーティー』『人類館』『カフェ・ライカム』に見る戦争、女(ジェンダー)、記憶
◎ 詩の朗読 (サプライズ予定)
質疑応答
市川先生は12年にわたる長い亡命生活を送ったブレヒトの演劇や詩を振り返り、反戦平和の原点に立ち返りたく、沖縄で「戦争と文学」というシンポジウムを開きたいと考えたと趣旨を述べられています。その応答として、沖縄の詩人お二人に戦争のテーマで書かれた詩を朗読していただきます。
会場:県立博物館・美術館講座室(100人収容)
日時:2013年3月13日 午後6時~9時00分(片づけまで含む)
(入場無料ですが、資料代を少しいただくかもしれません。まだ未定です。)
ブレヒトやドイツ文学(詩や演劇)、戦争と表象に関心を持たれているみなさまとの有意義なひと時が持てることを念じております。ドイツ語のご発表は市川先生が通訳されます。
コンタクト:nasaki78@gmail.com
主催:「戦争とその表象」を考える会+市川 明科研・研究プロジェクト
共催:沖縄ドイツ協会&沖縄ドイツ連邦共和国名誉領事 Till Weber教授
後援:沖縄タイムス・琉球新報(予定)
(今後パネルの方のレジメなど詳細をご紹介していきたいと思います!)
去年市川先生からお話しがあった時、小説家の目取真俊さんに45分の講演をお願いしました。残念ながら氏は高江の反ヘリパッド闘争が厳しい状況にあり、御丁寧にお断りのメールをくださいました。市川先生一行は短い滞在期間の間に高江に行く予定です。それで2月の半ばすぎにご連絡があってからまた急遽、沖縄の応答する立場からこちらの戦争と文藝の関わりをパネルでご紹介することになりました。
沖縄を代表する小説家・劇作家大城立裕氏と同じく沖縄を代表する演出家幸喜良秀氏と市川先生やヨアヒム・ルケージ(Joachim Lucchesi)先生との鼎談は同じく3 月13日午後2時国立劇場おきなわで予定されています。
3月14日はTill Weber 先生が中心となって沖縄をご案内されるとのこと、また夕方から居酒屋で琉球大のドイツ語専任の先生方を中心に歓迎交流会が予定されています。高江に行きたいという市川先生のご希望で3月12日は高江現地に行く予定です。辺野古や嘉手納、普天間もご案内できるかと思います。