何故か、野良で捨てられたのか、自ら安全な住処を求めてきたのか、わからない黒スケとは、今だに仲が悪い黒子。母親のミーちゃんもまた黒スケをシカトする。
関わりたくないようで、外に逃げ出す。
黒スケはもう一歳にはなっている。いつでもこの場所から飛び出ていいと自由にさせている。ノラと家猫の境界を取っ払ってしまったままだ。猫嫌いなお隣さんには、地域猫として可愛がってほしいと頭を下げた。近くの雑木が生い茂る隙間に、ノラ猫たちがたむろしている様子もうかがえる。その中の大きな元飼い猫が家の中の猫食コーナーにまでやってくる。そのまま食べさせているが、時に黒子が前足で顔を引っ掻こうとするそぶりを見せる。お腹が空いて食べたい気持ちは共有しているので、威嚇するような声を出しても、喧嘩はしない。
ステレス戦闘機のように、猫たちは姿をくらませたりしている。一日18時間も寝ている猫たち。
黒子は最近本棚の上がお気に入り。ユウちゃんは風通しのいいところを見つけている。
猫たちとの付き合いは3年を超えた。怪我や病気がない猫たちにホッとしている。
ユウ君は朝4時、5時には起こしに来る。食をねだるだけではなく、気を遣ってくれているのらしい。起こすために前足で顔をなでたり、意図的にお腹の上にジャンプもする。
猫の島があるのらしい!↓