カラシナの種を残したい。そのために、可憐な花を餌にする幼虫を駆除せんと頑張ってみたが、自然の掟にはかなわない。 幼虫たちの貪欲な食欲の前に消えていく可愛い花々の無惨な姿が痛ましい。しかし種を育んだ青い鞘は残っている。しっかり、子孫を残せるだろうか。 種が残ってほしいゆえに、小さな蝶の幼虫たちを見つけては駆除してきたが、あるがままに、なるがままにすべきなのだろうか。食べて、食べ尽くして成長し、蝶にな . . . 本文を読む
(琉球新報:1月19日、24年、伊佐尚記さんのリビューです!)さすが芸能担当記者として実演家からの信頼が深かった伊佐さんの記事です。現在は文化部記者として360度の視野から文化を相対化しているのですね。この真喜志康忠13回忌、生誕100年イベントの写真はたくさんあります。後ほどご紹介したいと思います。千枝先生のお話しは身近で舞台に立った実演家ならではのお話しで、細かいエピソードを多く秘めています。 . . . 本文を読む
火の神と仏前に供え、線香を炊く。月桃の香りがいい。庭に群生している月桃を大事にしているのは、この鬼餅だけではなく普段から月桃の葉や幹を時に生で、あるいは乾燥させてハーブティーを作っているゆえである。月桃は葉から根っこまで独特な月桃の香りに包まれている大切なハーブだ。飲用される月桃茶には、ポリフェノールを多く含んでいると評判だ。 実際月桃茶を毎日飲んでいるが、抗菌作用が高いのは事実で、仏壇に添えられ . . . 本文を読む
菜の花はアブラナ科の野菜の黄色い花の総称だとウキピィディアで紹介されている。 小さな菜園に咲いている菜の花はカラシナの花々。何とか今一株のカラシナの花とまだ青い種の卵を育んでいる鞘を守りたいため、毎朝菜園に立って、幼虫狩りをしている。そんなもの自然の成り行きに任せて、放っておけ、と言われそうだが、花と鞘を守りたい。 微笑む様に咲き誇っていた菜の花に卵がいつの間にか産み付けられ、やがて小さな透明な幼 . . . 本文を読む
Blinne Ní Ghrálaighは、ガザに対するイスラエルの行為に対して訴訟を起こす南アフリカの弁護団の一員として、国際司法裁判所の前に立った。Irish lawyer's stunning speech at The Hague accusing Israel of genocide in Gaza
英語字幕がついています。イスラエルの残酷なガザ侵略、虐殺への南アフリカ弁護団のお一人、ア . . . 本文を読む
20年を寿ぐ記念公演で第一部、「神歌こねり」「入子躍」人間国宝の「かぎやで風」、同じく5人の人間国宝がそろった古典音楽斉唱「ごえん節」「揚作田節」までは冗漫さがなく、スムーズに演目が流れた。新垣俊道が解説で紹介しているが、第二部の「祝寿の舞」は「辺戸の大主」でも良かった。新作の最後の踊の冗漫さが少々退屈だった。 長者の大主にしても「辺戸の大主」にしても台詞に「聞き応え」がある。言の葉、台詞(唱え) . . . 本文を読む
カラシナの黄色の花は幸いモンシロ蝶が卵を産みつけていない。しかし、うっかりしていると、また花まで幼虫の餌になってしまう。先日モンシロ蝶を追い払ったが菜園をひねもす見張っているわけではないので、自然の仕組みに屈するのかもしれない。 お昼前、菜園を見るとミツバチがやってきた。何処から飛んで来るのだろうか。住宅街の隙間に残っている藪がある。木が生い茂って開発されていない。 また御嶽も残っている。ミツバチ . . . 本文を読む
発端は『武士松茂良』だった。教え子の優秀な仲村顕さんから電話がかかってきたのが発端だった。ただし、空手と演劇の関係に関しては、80年代にアメリカ留学していた時、演技の鍛錬方法の一つとして、空手の呼吸法が実用化されていて、実際、ヨガや合気道と共に、空手の型も取り入れていたのだ。 仮面や能もまた取り入れられていた。そしていざ、課題レポートを書くために図書館に行ったら、何と長嶺将真氏の著書『沖縄の空手道 . . . 本文を読む
元旦の二つの災害ゆえに2024年の幕開けは暗い。元旦から地元の新聞を再講読することになったゆえに、最近は毎朝新聞を読むのが日課になった。以前のように切り抜きも始めた。 2020年1月、末期癌の家族が永眠したと同時にコロナパンデミックが世界を覆い始め、大学の授業がオンラインになり、世界がひっくり返るような状況に陥った時、テレビや新聞を家の中から放逐することにした。 つまり私が持っているネットデータの . . . 本文を読む
カラシナの黄色い花が咲いて、青い鞘が増えている。そのまま青い鞘の中の種が順調に育ってほしい。 よく見ると黄色の小さな小さな花の塊に、小さな鉢たちがやってきて蜜を吸っている。やがて大きなよく見かけるミツバチもやってきた。小さな花弁から蜜を吸う。甘いのだろうか。黄色い小さな花が咲いている間、寂しげな庭にちょっとした賑やかさがやってくる。 そしてモンシロ蝶もやってきた。小さな菜園の上を行きつ戻りつ、花を . . . 本文を読む