志情(しなさき)の海へ

かなたとこなた、どこにいてもつながりあう21世紀!世界は劇場、この島も心も劇場!貴方も私も劇場の主人公!

今日は鬼もちの日、庭の月桃の葉を切って、洗い、拭いて16個の餅を作った❣️

2024-01-18 16:55:00 | 日々の記録・備忘録
火の神と仏前に供え、線香を炊く。月桃の香りがいい。庭に群生している月桃を大事にしているのは、この鬼餅だけではなく普段から月桃の葉や幹を時に生で、あるいは乾燥させてハーブティーを作っているゆえである。月桃は葉から根っこまで独特な月桃の香りに包まれている大切なハーブだ。飲用される月桃茶には、ポリフェノールを多く含んでいると評判だ。

 実際月桃茶を毎日飲んでいるが、抗菌作用が高いのは事実で、仏壇に添えられたお茶はなかなかカビらない。 庭に生えている月桃をお茶にすることを思いついたのは、小さな菜園を作った時で、数年前だ。身近にある薬草を生活の中に取り入れる工夫を始めたのもつい最近ということになる。

 ニガウリを自ら種や苗から育てたのも、毎食の米を玄米に代えたのも数年前である。年を取るということは意外と発見をもたらしている。

 そう言えば小鳥たちについて深い関心をもったのは、研究棟にこもって寝袋に寝る経験があってからのことだった。キャンパスに24時間籠っていた時に池までよく散歩し、鶯が年中鳴いているか、確かめた。沖縄では年中鳴いているという結論に至った。
 ヘッセの『人は成熟するにつれて若くなる』を読まなければと思いつつまだ読んでいない。読まなければ~。
 老人は集団自決をしろという倫理観のない成田とかいうディキヤーのとんでもない発言が一時問題になったが、当人はまだメディアに大きな顔で登場し、昨今は悪名高いWEFの若いメンバーに抜擢された、とご満足のご都合主義者に見える。権欲にしがみつく方々とは異なり、日々有意義に老齢を過ごしている老人層は多いに違いない。80歳過ぎても、車椅子に乗りながらも辺野古の理不尽な埋め立てに反対している島袋さんもいる。

 来月ご一緒にシンポジウムに参加されるM先生は東京大学から博士号を取得した某大学の名誉教授でかつ国際司法の現場でもご活躍した方だが、後期高齢者でも博士論文に挑戦するということで、今年4月からまた沖縄の大学で日英両言語で博士論文に取り組まれる。
 老人は集団自決なんてとんでもない話である。数年前からの経験で、確かに肉体は老いていくが、精神は生涯変わらないのだと実感している。年齢を重ねて見えてくる世界があることに驚いている。


黒糖の鬼餅

  火の神へ供える!

  味見した。里芋の入った鬼餅ははじめてだったが、甘味も適度でなかなかいい!

   里芋の鬼餅8個

  黒糖入り鬼餅8個




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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (井頭山人(魯鈍斎))
2024-01-19 08:35:58
鬼餅とても美味しそうです。
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はい、とても美味しいです! (nasaki)
2024-01-19 14:36:12
井頭山人さま

月桃の香りがなんとも言えません。
沖縄に恵みをもたらす薬草です。
沖縄物産店で手に入ることがありましたら是非、ご試食されてみてください。
 いろいろな種類があります。
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