昨日、会社に行くと「建てた家って一条工務店だよね」と数人の人が私の顔を見るなり言いました。
何かと思ったら、11日に一条が300億円を防潮堤建設のためにと静岡県に寄付したと言うニュースの事。
11日と言えば、私の家の引越しの日。 この記念すべき日に300億円の寄付。
これは何かあるね。
私の家で利益を得た分もその寄付の一部になる事でしょう。
以前のブログにも一条工務店は一切CMを流さないで、ユーザにその費用を還元して同じ金額の家なら一条の家の方が良いと思うと書きましたが、そのような基本コンセプトが今回の様な寄付にいつながっているのかとも感じました。
でも、ちょっとひねくれた見方をする人からはきっと「そんなに金あるならもっと安くしろよ」なんて声が聞こえて来そうです。 もし、そう感じるならその人は自分さえ良ければ的な考えの人なのでしょう。
CMと自社社員の福利のために巨額の費用を投じている住宅メーカもあると聞いています。 それが、どのように使われてどのように世の中に役立つのか考えてみると、自分の会社中心のお金の使い方をしても多少なりとも回りまわって多くの人たちの役に立つ部分もあるかも知れませんが、それは意図した使い方では無い事は確かです。 一条の様に社会貢献の意思を明確にした寄付が、同じお金でも全くちがうものであると私は考えます。
特定の地域に絞られた寄付と言うのがちょっと気になる点ではありますが、大地震再来の可能性が高まっている東海地方だけに良いのではないでしょうか。