ついにSPACE BALLを見て来た!
(写真は以前ブログと同じもの)
結局、事前予約は取れずに、今日強硬手段でキャンセル待ちした。
kenさんが私より30分早い就業時間なので、先に行ってキャンセル待ちをしてくれた。
きっと6時ごろから並んで頂いたのだと思う。 私は遅れる事30分で6:30に現地到着。
この時点でキャンセル待ちの方が前に20人いるとの事、危うし! と思いきや6:50分の開演後に入れなかったキャンセル待ちの人が続々キャンセル。 結局次回の7:50の開演のキャンセル待ちの4組目にのし上がった。 私たちの前には人数で5人の方がいる。
「4番」の番号札をもらって食事に行って、約束の7:40分までに再度現地入り。
時間の7:50になって、先頭の3人が入場を許された。 その後、しばらくして直前の2人が入場許可され、ここで終わりか・・・・と思った頃、私たちにGoサイン!
ヤッター!! 入場料を払うと、首から掛ける入館用の番号札を渡された。 29番、30番
一回の入場数は30人だったはず。 ギリギリの入場のラッキーさに2度たまげた!
球体の中に入るとガラス張りのお立ち台があり、足の下も見える。 私たちは最後の入場者のため最後列。この時点で、「アッ! 損した・・・・」との思い。 しかし・・・・
音は、ウーハーによる重低音の音以外は18CHサラウンドヘッドフォンで聞くらしい。 大きなヘッドフォンを装着し、イザ開演! 期待は高まる。 想像した内容か・・・!
先ずは、種子島宇宙センターから打ち上げられるHⅡロケットの地上から撮った映像から始まる。
それで・・・・?
ロケットが昇っていくとロケットの先端付近にロケットと共に後方を映すように取り付けられたカメラの映像(CGだろうか?)により遠ざかる地球が球体画面いっぱいに。 ロケットの振動がリアルに体に伝わる。 ブースターなどの切り離しの映像も見逃せない。 凄い! 自分は既にロケットの乗員だ。(実際には乗員は見れない映像だろう)
そして、大地に広がる街明かりやNHKの放映した「宇宙の渚」の映像かと思わせる宇宙ステーションからの映像と言うことで、うごめくオーロラ等が地球の大気圏付近に見える。 流星も2,3個流れた。
次にストーリーが変わり「探査機ボイジャー」の実際の軌跡を辿る旅になり、土星の直近を通過し海王星に近づいた。 その惑星の映像は本物なのだと思える精巧な映像。
ふと、バックの星々が正確な位置関係なのかと気になった。 自分の左上には北斗七星。正面斜め上には北極星が輝いていた。 右方向には天の川と白鳥座、こと座、わし座など星座の形が正確にあった。 さすがはプラネタリウム制作大御所の大平さんが携わった物だけある。 抜け目がない。 星々はプラネタリウムそのものだ。
太陽系を通り抜けたボイジャーはその先、太陽系外に進む物語に展開した。
方角が変わっていく宇宙の星々の中で、私は左後ろ方向に見え出したプレアデス星団に気が付いた。 他の人々は前方ばかり見ているので気が付いた人は居ないだろう。 私は馬鹿みたいに頭を上下左右に振って宇宙空間に放り出された感覚を人一倍十分に味わっていた。
しばらく宇宙空間を移動していくと、プレアデス星団(スバル)が正面に移って来てその直ぐ脇を通過。 地球から見える星の並びは平面的だが、前後左右に青くて若い星々が集まっている様子が良く分かった。
次に「いっかくじゅう座」のコーン星雲だと思われる付近を通過。 奇妙な棒状の星雲群を眺めながら旅は続く。
見慣れたM42オリオン大星雲が見え始めた。 トラベジウムは見られるのか・・・ と思っていたらあっさりと側近を通過してしまい、トラベジウムの星がどれだったのか良く分からなかった。
その後、さらに進んで、銀河系の外に出た。 自分たちの属している渦巻き状の銀河宇宙が遠ざかって行くとまた左後方に「かみのけ座」の銀河団と思われる銀河宇宙の塊が見え始め、ついに銀河宇宙全体を見渡す程遠ざかった状態になった。
ここで終わりか? どのように終焉を迎えるのか? ・・・・
その先の物語があった!!
この先は実際に見て確かめてみてください。 伏せておきます。
前回下見に行ったときに想像したプログラム内容とほぼ合っていた。自分の想像力にも感心した。
でも最初は、最後列の位置になったことを悔やんだが、終わって見れば一番前後左右を見渡し安い位置だったと感じた。
kenさん今日は本当にありがとうございました。