nasu_star's blog

那須で自然に親しみ、星と自然を愛するブログ

強風の被害

2013-10-16 21:25:30 | 生活

今回の台風では大島含め大きな被害が出ました。心よりお見舞い申し上げます。

私の所でも、台風が去った直後猛烈な強風で被害が相次ぎました。

やっと台風が去って会社へ行く準備をしていた9時前に一度5分程度の停電があり回復。

その直後テレビで東北新幹線の運転見合わせの報道。 強風によるものらしい。

「ふーん」と思っていたら9:15くらいから突然狂った様な突風が吹き荒れ始め、外でバリバリバンバーンと凄い音が鳴り出し、慌てて外を見たらカーポートの屋根材のパネルの一部が剥がれかかって凄い音を発していました。

すぐさま玄関から外へ出たらそのパネルの1枚が宙を舞ってぐるぐる回って居ました。 結構大きなパネルです。 それが、玄関のドアに激突する寸前で取り押さえてドアの損傷を免れました。

そのパネルは、また暴れ出さないように玄関の中に入れて、未だに一部が取れずにカーポートの所で暴れまくって大音響を発しているパネルを取り押さえに行きましたが強風に煽られ、動きが予測できず取り押さえる寸前で顔に角が当たって負傷して血が流れ出てしまいました。

でも、一度捕まえた物を手放すにはこの負傷を以ってできませんでした。

ふと、ポケットに携帯電話が入っているのに気が付いて遅番勤務でまだ寝ていた娘に助けを呼んでロープを持って来てもらい柱に縛り付け、あえ無く御用となりました。

とんでもない捕り物劇にもう会社には行く気力を失いました。

剥がれたパネルは2枚。

でも、人がやっと立ってられる限界の風だったと実感しました。風速40m以上あったのではないでしょうか。 母屋には何の被害も無かった事だけはさすが一条工務店の家でしょう。

その後も良く観察していると、他のパネルも末端部分が時折持ち上がっているのに気が付いて強風の中、娘に脚立を支えてもらいながらガムテープでパネルが浮かばないように補強しました。

暫らく様子を見て何とか耐えられることが確認できて家の中で休みました。

強風にさらされ既に顔の流血は固まって自然に止まっていましたが、傷口は痺れていました。

流血は凄かったけど傷口を洗い流したらさほど大した傷では無い事が分かって一安心。

でも気が付くと停電していて、回復したのは11:40頃。2時間停電していました。 こんな時、太陽光発電が役立った。 曇っていても明るい曇りなら1kw程度は発電する。自立運転に切り替えて娘のスマホに充電しながらネットで情報収集をした。

結局新幹線が動き出したのは正午頃、ダイヤも乱れ、徐行運転でこれから会社に行っても3時を過ぎるのは必至ですから、出勤は断念しました。

午後になり、カーポートの施工業者だった久保重機さんに修理依頼の電話をしたら30分位で部長が現調に来てくれました。

早い! 心境的に助かりました。 やっぱり、地元の業者はこう云う時頼りになる。

状況を説明し、材料を取り寄せ次第、修理して頂けることになりました。

でも、周りを見ると何か見晴らしが良い??。 ここに越してきた20年前から有った桐の大木も根こそぎ倒れて窪みに横たわっていました。

隣の家の庭のユーカリの木も根元付近から折れてしまっていました。

後で分かったのですが、あの長時間の停電も樹木があちこちで倒れて電線に引っかかって大規模な範囲で停電となった様です。 私の家の1kmの所の杉の木も倒れて電線が切れ、それが原因で自宅の2時間の停電だった様ですが、周辺の他の所は午後まで復旧に時間が掛かったところもあったそうです。 それでも自然災害による倒木の被害でも、こんな迅速な対応出来るのは東電(関電工かな?)を褒めてあげたいですね。

今回の強風で特に驚いたのが、川の水面の水が強風で巻き上げられ、地面近くが霧状に白く見えた事。海の様に白波で跳ねた水が飛んで来るのとは違い、普通に流れている水が舞い上がって雨のように降って来るんです。

この周辺でもトタン屋根がめくれて飛んでしまった家も4,5軒あった様ですし、本当に今までにない自然の怒りを感じます。 全て、人間の行為による温暖化がもたらした人的被害の様にも感じます。

コメント (2)
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