PC作成日記16
インテリジェントビル5Bay スーパーコンボ(CRIB535EUF)
今回の外付けHDDケースの新PC、Windows7への移行検証に対しては既存ケースでも可能な事は判明しました。
しかし、玄人志向 :GW3.5X4-S2は書き込み速度がUSB並みの20MB/s しか出ないので、全く使用に耐えません。
BUFFALO :HD-QSSU2/R5 は、搭載可能なHDD単体容量が2TBまでのものまでしかダメで、3TBのHDDは2TBまでしか認識されませんでした。
とりあえず、BUFFALOの方は、書き込みも80MB程度出るし、2TB×4本RAID5で6TBになるので、なんとかこれからも使えそうです。
そこで、玄人志向HDDケースの代わりに速度が出て容量が稼げる逸品は無いかと、探していました。
いくつか候補はあったのですが、悩みに悩んでセンチュリーの「インテリジェントビル5Bay スーパーコンボ(CRIB535EUF)」にしました。
木曜日に注文して昨日(土曜日)に届きましたのでレポートします。
このHDDケースを選んだ理由は
①USB、USB3、eSATA、1394(800)と現在主流のインターフェースを網羅している
②3TBのHDD利用可能と明言している
③HDDが5本搭載でき、利用可能RAIDも豊富
④RAIDカードがケース本体に内蔵されていてハードRAIDである
⑤公表ベンチマークが250MB/s(RAID5 read)・・・・あまり信用できないが取り敢えず
●不安要素
①RAID5での書き込み速度が不明・・・ネット上にも書き込み情報なし。
②FANが6cmFANでしかもFANコントロール機能がない
・このメーカの特徴として静音=冷えないが多い
・冷えるとすれば、動作音が大きいのではないか
・いつもの様に自分で設計したFANコントロールと12cmFANに変更しようにもスペースと取り付け穴が合うのか
③スリープモード搭載を売りにしているが、かえってそれが運用上、悪さをしないか
●実際の状況
不安要素①は実測しない限り不明でしたが、ベンチマーク実測結果は以下のとおり
WD3TB×5本 RAID5 eSATA (アロケーションサイズ=64kB)
1GBデータ 100MBデータ


まずまずの結果かと思います。(やっぱりメーカ公表値は眉唾ものか)
FANの不安は、6cmFANが2個付いているので、風量はそこそこあり、昨日の外気34度でもケース自体と排気?はさほど熱くはありませんでした。 HDDの温度実測は、温度計を付けて実測したら公表します。
FANの動作音は、結構静かです。 既存のHDDケースは全てFANコントロールをしているので、冬などは超静かになりますが、冬になったときに、このケースだけうるさいと言った事は起きるかもしれません。
FANのサイズUPについては、現在ついているFANが6cm2機のため、風穴が片側に寄っていて中央にないため12cmFANを取り付けたとしてもケース輪郭からかなりはみ出してしまいます。
6cmFANに対してFANコントロール機能だけ付加する事は可能だと思っています。
それ以外の感想としては外観が小さいです。 幅などはこれまでのケースより狭くて、ちょっと不安です。
HDDの取り付けはネジを一本も使わず蓋の開け閉めだけで取り付け取り外し出来るのは画期的です。配線も接続する事なく本当に蓋の開閉だけで事が済んでしまいます。
今後、使用上の不具合など発生したら本ブログに記録しようと思います。