ぶろぐ猫の目

笑う門には福来る・・

実験中

廃用身 久坂部 羊

2009-01-26 08:09:56 | 読んだ本の紹介
なんでしょうか

そううつ病か?
やたら、ブログの更新をしたいときがあれば
まったくそんな気が起こらない時がある
先週から今週に掛けて
そんな感じ・・
まったくやる気がしない
なんだろう・・

俺の脳も「廃用身」か?





廃用身   久坂部 羊


「無痛」を読んで面白かったので
読んでみました

前半は医師漆原が執筆した原稿を転用形式で書かれていて

少し退屈です

中盤からその原稿を出版しようとした矢倉の目から見た

「廃用身医療その功罪」についてが

息をも尽かさぬ勢いで進んで行きます





ストーリー

前衛的医師漆原は、老人医療・介護の現実に

人とは違った観点から取組んでいこうとする

介護の弊害になっているのは何か?

痴呆老人による異常行動(徘徊や暴力、糞尿を撒き散らす)

これらを解決するすばらしい手段

しかしそれは医療の常識からはかけ離れたものであった

「廃用身」麻痺等で使い物にならなくなった手足

漆原はそれを切断することによる問題の解決を図ろうとする

手足が無ければ、体重も軽くなり介護がしやすい

手足が無ければ徘徊や暴力も収まる

漆原は自分の信念に基づき患者や看護士を説得し

実行に移す。

結果は上々・・ますます自分の行いに自信を深める漆原

しかし、その行いがマスコミの目にとまり、事態が急変する



まあ続きは読んでみてください

ほんと、前半の漆原の手記の部分は冗長でうざいので

読み飛ばしてください

でも後半の展開は、なかなかのモンですぞ
コメント
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