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ユダヤ人の話

2012-10-05 05:15:46 | どうでもいい話
10月3日の日経春秋から


20年前。独立間もないボスニア・ヘルツェゴビナの首都サラエボは、
激しい民族紛争の焦点となっていた。
砲弾や銃弾が飛び交い、街のあちこちが破壊される混乱のなか、
市内の図書館で保管されていた1冊の本が、行方不明になった。
「サラエボ・ハガダー」という。

ハガダーとはユダヤ教徒が過越(すぎこし)の祭りで読む冊子だそうだ。
14~15世紀に制作されたとされる「サラエボ・ハガダー」は、
その時代のハガダーとしては画期的な美しい挿絵入り。
人類の宝ともいうべき文化財だ。
図書館が砲撃を浴びているさなか、これを安全な場所に移して守り抜いた学芸員がいた。


イスラム教徒だった。


実は、この本をイスラム教徒が救ったのは、
この時が初めてではない。街がナチスの支配下にあった70年前。
ユダヤ人を目の敵にしていたナチスに奪われないよう、
保管していた博物館の学芸員が命をかけて隠した。
学芸員の名前はデルヴィシュ・コルクト。
持ち前のすぐれた語学力が、ナチスの手を逃れるのに役立った。

以上は、20年前の紛争のころに記者として現地にいた
ジェラルディン・ブルックスさんの記事によるところが大きい。
彼女によると、コルクトはナチスの迫害で家族をなくしたユダヤ人の娘を自宅にかくまい、
安全なところへ逃亡するのを助けたこともある。
宗教や民族の違いを超えた、人と文化への深い愛情に打たれる。

ここまで転載。

これ読んで、ふと思ったんですが、

しかしなぜ、ユダヤ人は欧州各国で嫌われているのでしょうか
簡単に言うと、ユダヤ教徒がイエス・キリストを殺害したのを
うらんでいるから。

2000年も前の話ですよ。根が深い。

そして2次大戦ナチス・ドイツがユダヤ人を迫害したのはなぜか?

その理由はいくつかあるそうです

宗教的理由により、多くのユダヤ人は兵役につかなかったためユダヤ人は
市民と認められることがすくなかった。
そのため孤立し、土地の取得などが難しく、
金融関係(銀行、金貸し)の職業に付くことが多く比較的裕福な暮らしをしていた。

金を持ってたんですね

そして、2次大戦下ドイツ国内の政情不安と景気悪化などによる国民の不満を解消するため、
また、金を取り上げるために

人種差別を理由としてスケープゴートにされたという話ですね。


それに先の宗教的な理由が加わり
600万人ものユダヤ人が迫害を受けたという。
なんともねえ。

なんでこんな話をかいたか?
2次大戦中、そのユダヤ人を救った日本人の話を思い出したから。

それは、次回の心なのだ


ユダヤ人とドイツ (講談社現代新書)
クリエーター情報なし
講談社
コメント (2)
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