永遠の0 百田尚樹
行列のできる法律相談所で、東野氏他が絶賛して
最後50ページは、滂沱の涙で読めなかった。との話。
百田さんは、「探偵ナイトスクープ」の放送作家やってたってのは
しってたので、親近感はあったのですが
この本は、戦争物っていうことでちょっと敬遠してました。
しかし、心の無い、東野さんが涙する小説とあれば読まねばなるまい。
ストーリー
佐伯健太郎26歳フリーターは、ジャーナリスト志望の姉慶子から
死んだ祖父「宮部久蔵」のことを調べたいと依頼を受け
2人して、祖父の過去を遡る。
宮部久蔵は、特攻隊として死んだという事実のみを2人は知っていた。
姉の慶子はジャーナリストの端くれとして、特攻隊は一種のテロリストではないか
という考えを持っていた。
認めたくはないが、自分の祖父がテロリスト?
特攻隊とは一体なんなのだ?
軍の旧友会などから、宮部久蔵のことをしっている人間を探しだし
2人は会いにいくのであった。
話を聞くほどに、宮部久蔵の人柄が浮き出してくる。
ある人は、彼は優秀な飛行機乗りだが自分の命を惜しむ卑怯者だ
いつも無傷で帰還する。それは逃げ回っているからだ
といい
ある人は、嫁と娘に会うためには絶対死ねないと公言する馬鹿者。
といい
またある人は、彼は優秀な飛行技術を持ち、それを後輩につたえ
命を大切にすることを教えてくれた人・・・
という
宮部の考えは、戦争であるからには出撃し九死に一生をえるのは当りまえ。
しかし特攻は十死零生ではないか。それは命を無駄にすること
愛する人を残し、人としてそれは決して譲れない線なのだ
宮部は、どれほど妻を愛し子供を愛していたのか
そんな、宮部がなぜ最後は特攻として死んだのか?
その謎があかされると・・・
とまあこんな感じ
滂沱の涙とはいいませんが、ちょっとウルっとはしました。
太平洋戦争の経緯を縦軸に
戦時下、人を愛するということはどういうことなのかを横軸に描いてます
時系列にそった作戦の展開により日本のおかれた状況が
悪化していく様子を本当に詳細にかかれてます
この戦争の馬鹿さ加減がよくわかります
戦争物は身につまされるので嫌いです。
しかし、一旦読み始めるととまりません
一気に読んでしまいました。
ラストのとってつけた感は否めませんが
読んで損の無い本だと思いますぞ。
行列のできる法律相談所で、東野氏他が絶賛して
最後50ページは、滂沱の涙で読めなかった。との話。
百田さんは、「探偵ナイトスクープ」の放送作家やってたってのは
しってたので、親近感はあったのですが
この本は、戦争物っていうことでちょっと敬遠してました。
しかし、心の無い、東野さんが涙する小説とあれば読まねばなるまい。
ストーリー
佐伯健太郎26歳フリーターは、ジャーナリスト志望の姉慶子から
死んだ祖父「宮部久蔵」のことを調べたいと依頼を受け
2人して、祖父の過去を遡る。
宮部久蔵は、特攻隊として死んだという事実のみを2人は知っていた。
姉の慶子はジャーナリストの端くれとして、特攻隊は一種のテロリストではないか
という考えを持っていた。
認めたくはないが、自分の祖父がテロリスト?
特攻隊とは一体なんなのだ?
軍の旧友会などから、宮部久蔵のことをしっている人間を探しだし
2人は会いにいくのであった。
話を聞くほどに、宮部久蔵の人柄が浮き出してくる。
ある人は、彼は優秀な飛行機乗りだが自分の命を惜しむ卑怯者だ
いつも無傷で帰還する。それは逃げ回っているからだ
といい
ある人は、嫁と娘に会うためには絶対死ねないと公言する馬鹿者。
といい
またある人は、彼は優秀な飛行技術を持ち、それを後輩につたえ
命を大切にすることを教えてくれた人・・・
という
宮部の考えは、戦争であるからには出撃し九死に一生をえるのは当りまえ。
しかし特攻は十死零生ではないか。それは命を無駄にすること
愛する人を残し、人としてそれは決して譲れない線なのだ
宮部は、どれほど妻を愛し子供を愛していたのか
そんな、宮部がなぜ最後は特攻として死んだのか?
その謎があかされると・・・
とまあこんな感じ
滂沱の涙とはいいませんが、ちょっとウルっとはしました。
太平洋戦争の経緯を縦軸に
戦時下、人を愛するということはどういうことなのかを横軸に描いてます
時系列にそった作戦の展開により日本のおかれた状況が
悪化していく様子を本当に詳細にかかれてます
この戦争の馬鹿さ加減がよくわかります
戦争物は身につまされるので嫌いです。
しかし、一旦読み始めるととまりません
一気に読んでしまいました。
ラストのとってつけた感は否めませんが
読んで損の無い本だと思いますぞ。
永遠の0 (講談社文庫) | |
クリエーター情報なし | |
講談社 |