そして父になる
内容は、ごぞんじの通り
6歳になった息子が、実は他人の子だった。という話。
ある日突然、病院から電話がかかってくる。
どうも、お宅の子供を取り違えているらしいと・・
福山雅治演じるエリートサラリーマンの何不自由ない家庭。
息子を私立有名幼稚園にいれるが、息子の出来が悪いのが気に入らない。
息子を取り違えたと聞いて放った言葉が
「やはりそういうことか・・」
人生負けたこと無い福山には、なにか人間としての大事なものが欠けている。
かたや、田舎の電気屋の親父、リリーフランキーは
3人の子供をかかえ、毎日のんびり気ままに生活している。
貧乏でせこい人間だけど、人情味のあるおっさん。
６年育てた子供を犬の子のように
やりとりができるのか？
福山は、今育てている子が、出来が悪いことを
「血」のせいにします。
しかし自分の母親ともなさぬ仲なのに・・
育ちより「血」だと。
そして、自分の血を引く子を引き取るのですが・・
福山とリリーのやり取りがリアル
福山が何気に
「いっそ両方引き取ってもいいんですよ」
その言葉にリリーは・・
尾野真千子と真木よう子の関係もいいですね
男達の言い分にむかつきながらも従わなければならない
それは、自分の生んだ子を見分けられなかったという「負い目」があるからか？
女たちの心理は、男にはわからない。
なぜ、こんな事故がおこったのか
その原因もドラマチックです・・
そしてドラマは予定調和のとおり進むのですが・・
大人たちは、重要なことをわすれています。
子供たちの気持ちです
それに気がついた時、はじめて福山もリリーも「父」になるんですよね・・
 | an・an (アン・アン) 2013年 10/2号 [雑誌] |
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