毎日、スマホばかりいじくってると
本を読まなくなりますね
だめだな~
ってことで、久々に本屋へいき
面白そうな本を物色してたのですけど
本屋のおすすめの棚にありました
長岡弘樹 「教場」
警察小説に新たな分野を切り開いた1冊ですって
警察小説といえば、事件を追う刑事と犯人の駆け引きや
警察内部の確執など、いろんな話がありますが
これは、特に異質な小説でした
警察学校を舞台にした小説です
これから警察官になろうとする
若者が直面する警察という組織の第一関門
それが「教場」
それは想像を絶する場所なんです
若者たちは、隔離された教場で
警察の1からをしこまれていきます
その内容も、法律から敬礼の角度まで
知らない世界を知るという好奇心が満たされ
心地よい
そして、巻き起こる事件
文庫の帯に
「すべてが伏線、読み逃すな!」てなことが書かれてましたが
何気ない一文が事件のカギになってます
なるほど!そういうことか!
何気ない、風景の描写までもが
伏線になっている。すごい
そして
主人公の教官、風間の一言
「君には辞めてもらう」
恐ろしくも優しい
不思議な人柄にもひかれていきますぞ
おすすめの1品です
クリエーター情報なし | |
小学館 |