エロ本自動販売機 大地溝帯3
師匠の伊藤君がJOGをとばし
わしがスズキハスラーでとばして
大地溝帯に向かってた日々
懐かしいw
土曜の夜のたびに、千円札をにぎりしめて
暗闇の中に淡く浮かぶ光に吸い寄せられるのだ
誘蛾灯に導かれる蛾の様なもの
未知との遭遇なのだ
そんなおり、
師匠から恐ろしい話を聞きました
師匠が、ウォークマンで松田聖子を
がんがん鳴らしながら
フルフェイスのメットをかぶり
愛車JOGで
わしのいないときに、大地溝帯へ一人向かったそうです
かれの性欲が、土曜の夜を待てなかったのですね
なんて奴w
そして、それは平日の夕方の話だったそう
夕暮れの中、大地溝帯の前で
フルフェイスのメットをかぶったまま
大音量で、松田聖子を聞きながら
エロ本の表紙を品定めしてたそうです
ふんふんふふふん
って機嫌よく、これにするぞーって
買おうっておもったら
背後に何やら人の気配・・
振り向くと
5~6人のおじさんおばさんがいて
なにやら話しかけてきたそうです
あわてて、イヤホンを取ったら
どうも町内会の風紀委員みたいな人たちだったそうで
「◎◎町内風紀委員」みたいな、
たすきをかけてたそうですw
ボス格のおっさんが、師匠に
「あんたは、いつもここでエロ本を買うのかね!」とか
詰問されたそうです
師匠は、黙っておとなしく
JOGにまたがり、そのまま大地溝帯を後にしたそうですな
青少年のずりねたを取り上げるとは不逞やからですね
そのおかげで、性欲がほかの方に向いたらどうすんの
大地溝帯は。青少年の健全な性教育のために
必要不可欠なのだ!
エロ本の自動販売機は、有意義なのだ
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全国版 あの日のエロ本自販機探訪記 |
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