ぶろぐ猫の目

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実験中

花咲舞が黙ってない 最高におもしろい!

2017-11-27 04:28:12 | 読んだ本の紹介



花咲舞が黙ってない 池井戸潤

テレビドラマ化された「不祥事」「銀行総務特命」の

第3弾とでも言いましょうか

東京第一銀行を舞台に繰り広げられる銀行内部の不正を

臨店指導部の正義漢 花咲舞とその上司で頼りない相馬課長

が暴き、銀行のあるべき姿を描くというものなんですけど

面白いからドラマ化されたわけで

ドラマの時の配役が、花咲舞が杏ちゃんで

相馬課長が上川哲也さん

今回も読んでると

杏ちゃんと上川さんが頭の中で

活躍してくれますw

今回のストーリーは、バブル崩壊後の銀行再編時代

業績不振の東京第一銀行が、

なりふり構わず体制を立て直そうとする

それを陰で仕切るのが企画部の切れ者、昇仙峡玲子。

部長の特命を受けて

東京第一銀行を守ります。

知ってか知らずか、花咲、相馬コンビは行内の不正を見つけては

正していきます。

そしてある日晴天の霹靂

東京第一銀行と産業中央銀行の合併話持ち上がるのです

物語は急転直下、様相を変え

ある企業の不正会計が発覚したことをきっかけに

東京第一銀行の存続をかけた、内部抗争が幕を開けます

ここからが、めちゃくちゃ面白い

前半は、ドラマの続きでなかなか面白いじゃんって

読んでたのですが

後半は、息をもつかせぬ勢いで読んでしまったぞ

巨大な権力抗争に巻きこまれる、花咲と相馬

昇仙峡玲子は、敵か味方か?

そして、なんとあのお方までが登場してしまうのだ!!

池井戸ファンは必読w

花咲舞が黙ってない (中公文庫)
クリエーター情報なし
中央公論新社
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