ぶろぐ猫の目

笑う門には福来る・・
実験中

テディベア

2020-08-13 08:12:56 | どうでもいい話
2020年8月12日の日経春秋から転載バカボンなーのだ





米国の大統領選挙まで、あと3カ月足らず。再選をめざす共和党現職のトランプ氏(74)と、阻止をはかる民主党のバイデン氏(77)が激突する構図である。それぞれの党の全国大会やテレビ討論を経て本番をむかえるが、どちらが就任しても史上最高齢の記録らしい。



▼となると、知りたくなる。最年少は誰か。20世紀初頭のセオドア・ルーズベルトがその人という。前任が暗殺され、副大統領から42歳で昇格した。先住民への対応に批判はあるものの、パナマ運河の開発のほか、日露戦争の仲裁でノーベル平和賞を受けている。何より世代や国境を超えて愛される有名な人形に名が残った。



▼休暇で狩猟に赴いた大統領。1匹の子グマを同行者が追い詰め、撃つよう勧められたが、すぐに逃がしてやった。このエピソードが新聞にイラストとともに載り、感動した読者がクマのぬいぐるみを作って、セオドアの愛称テディと名付ける。以来、1世紀超、温かな心を象徴するマスコットとして多くの人を慰めてきた。



▼さて、1期目のゴールが近いトランプ氏。心安らぐ逸話の候補はあるか。フェイクニュースの連呼や「タリフ(関税)マン」の自称など、胸ざわつく内容が浮かぶのは残念だ。テディベア誕生は政治腐敗を一掃する機運が高まり、貿易が積極的になった時期である。クマの瞳に当時の人々の希望が映っているかもしれない。









これを読んで思いだしたのが

ギャラリーフェイクという漫画の中のダディベアという話



イケイケの女子高生が、藤田とつるんでいます

名門女子高の文化祭、イケイケ子エミは藤田がいやらしい目的で

私によって来たと

「おやじなんて臭くてうざくて女とやることしか考えてない」と言いますが

それに対して藤田は

「おやじがみんなお前たち娘っこの青臭いケツによだれを垂らしてると思ったら

大間違いだぜ!」と見栄を切ります

格好いいw



藤田の目的は、名門女子高におけるバザーに出されるものの中にある

骨董品のかずかず

世間知らずなお嬢様が家にある骨董品を価値もわからずに

持ってくるケースが多々あるらしいですな



そんな中、一体のテディベアを発見する藤田

それを馬鹿にするエミ

藤田は懇切丁寧に、テディベアの価値を説明します

オリジナルは1903年ドイツにて誕生。アメリカという説もある

刺繍の鼻、手足はジョイントで自由に動くもの、

これが当時の子供に大うけして、ロングセラーとなった

非常に価値のあるものなんだと



エミは、そんなもの家にいくらである

いらないから持って行けと言い放ちます



藤田が家に行き、エミの持っているたくさんのテディベアを調べると

それらはすごく価値のあるものでした

それを伝えても

エミはいらないというばかり



実は、それはエミが小さいころわかれた父親が

毎年エミに送ってきてくれたものでした



薄情な父親の贈り物などいらないというエミ



そんなエミに藤田は話しかけます

なぜ熊のぬいぐるみにテディの愛称がついたのか

それは、ルーズベルトが狩りに出たとき獲物がなっかたので

随行者が気を利かせて、1匹の子熊を引っ張ってきて

ルーズベルトにこれを撃てと言いました

子熊を不憫に思ったルーズベルトはその子熊を逃がしてあげたことから

テディーの愛称がついたことを話します



そして、君のお父さんは決して君のことを忘れたわけでない

事情があって、会えなかっただけだ

今では、彼は重い病に臥せっているが

かわいい娘のために熊を毎年贈っているんだ

それを聞いた君は、それでも熊を撃つのかい?



と諭します



そして最終ページには、テディーベアを抱いたエミが

父親の病室を訪れるシーンで終わってます



泣かせるんだよな~




コメント (2)
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