面白い記事があったので転載バカボンなのだ
ハエの脚まねて接着構造 物材機構が開発 産業用ロボに応用
物質・材料研究機構は、ハエの脚をまねて繰り返し貼れる接着技術を開発した。
サナギの中で脚ができる様子を観察し、単純な製造法も突き止めた。
産業用ロボットのアームに取りつけてつかみにくい製品を持ち上げるなどの応用が期待できるという。
早期の実用化を目指す。
生物の優れた構造や機能を模倣する試みは「バイオミメティクス(生物模倣技術)」と呼び、
技術革新につながるとして注目を集めている。
複雑な構造を作るコストが高いのが課題だった。
研究グループは、ハエの脚にある剛毛に着目した。
この剛毛が物体の表面にくっついたり離れたりして、
滑りやすい表面でもとどまれる。
剛毛の構造ができる仕組みを解明しようと、「キイロショウジョウバエ」のサナギの成長を観察した。
剛毛は髪の毛のように伸びるのではなく、へら状の骨組みをいったん作ったうえで内部を固めていた。
そこで2本のナイロン繊維を樹脂に浸してへら状の骨格を作った後に固める製造法を試したところ、
ハエの剛毛に似た構造を作れた。
この構造が物体の表面にくっついた場合、平行に力がかかったときははがれないが、
垂直方向に力が加わると簡単にはがせる。
1本で52.8グラムのシリコンウエハーが持ち上がった。
756本あれば体重60キログラムの人間が持ち上がる計算だという。
転載ここまで
ハエってガラスの窓でも平気で止まりますからね
足から粘液が出てるのかと思いました
違うんですね
また、さなぎの中の変化を調べるって書いてありましたが
聞いた話では、さなぎの中は一旦どろどろの液体になるとか
そこから変態するとか聞きましたが
それも恐ろしく不思議な話だと思います
そういえば、昔イナズマンっていう特撮ヒーローものがあったのですが
イナズマンに変身する前にサナギマンに変身するんですよね
2段変身です。
近所の山ちゃんが好きだったなあ~
山ちゃんは、このブログに何度も出てきますが
蟻を踏まないように歩く、心優しいやつです
そんなことはどうでもええんです
生物の機能を模倣する取り組みは
いろんな優れた製品を生み出してますね
最近テレビで見たのは、ヨーグルトの蓋に付着しない材質の話
あれは面白かったです
東洋アルミっていう会社の開発の方が
森永の担当者の人に「ヨーグルトが付着しない蓋を開発してほしい」と言われます
数年悩み続け、その間もしつこく森永の担当者が
「できましたか?」ってプレッシャーをかけ続けてました
悩んだ開発者の方が、お参りに行った神社の池で
蓮の葉を見たとき、蓮の葉の上で水がはじかれてました
これを見てピンときた開発者の方は
蓮の葉の構造を分析して、その仕組みをアルミ箔に取り入れて
ヨーグルトが付着しない蓋を開発しました
蓋のうえにヨーグルトを垂らすと、丸くなって流れ落ちます
すごい
昔は、蓋を開けたらべっとりついたヨーグルトを
なめるか舐めないかで、上流階級か平民層かのチェックができましたね
知らないところで、世の中進歩してるんですね