ぶろぐ猫の目

笑う門には福来る・・

実験中

落語を見に行くの巻

2022-05-10 10:32:20 | どうでもいい話

落語を見に行くの巻き



近所のショッピングモールにHAT神戸ってのがあるんですが

関西スーパーに109シネマズ、エディオン、ユニクロ

なんかが入ってる施設です

映画館があるので、ながいこと通ってますが

このHAT神戸で、たまに落語会をやってるんですよね

HAT寄席と称してやってます



無料なのでいつか見に行きたいなって思ってたのですが

なかなかタイミングが合いませんでした

しかしこの連休、暇を持て余してたら

ちょうどHAT寄席が開催されるとのこと

見に行ってきました



無料だし、混んでるのでないかと早めに会場に向かいます

長年通ってるのに知りませんでしたが

この施設の5階にまあまあの広さの部屋があったんです

13時半の開場、14時開演なので

13時頃行ったら、しーーーーーんとしてて

だれもいませんでした。会場も鍵がかかってます

13時半まで時間をつぶして、戻ってきたら

部屋前に5人くらい並んでましたw



定員60人って書いてたので、楽勝です

13時半ちょうどにドアが開いて中に入ります

2人掛けのベンチが30脚並んでます

背もたれがないので、ちょっとしんどいです



前から2番目右から2番目の席に陣取ります

昔昔の話ですが

千里セルシーにセルシー寄席ってのがあったんですよ

50年も前の話ですが

その時の寄席は、畳敷きで座布団がおいてあってねえ

演者の正面に座る人もいれば

壁にもたれてる人もいれば

座布団をまくらに寝っ転がる人もいましたね

自由な雰囲気でしたねえ

そんなことはどうでもええんですけど



今は、きっちり並べられた椅子に

きっちり客が座ってます

60人の定員に8割がたの入場者ですね



14時になると司会の桂紋四郎さんと桂米輝さんの

トークショーが始まりました

話しぶりから、紋四郎さんがこの寄席の定席みたいな感じでした

30分ほど人で面白可笑しい話を聞かせてもらいました

米輝さんの妹弟子の話で盛り上がってました



そして14時半から落語が始まります

1席目は、紋四郎さんの「上燗屋」

酔っ払いが「上燗屋」というお酒の燗の温度が絶妙という屋台で飲むのですが、

なんだかんだいちゃもんをつけて、親父を困らせるという話



2席目は、米輝さんの、オリジナル新作落語でした

桃太郎を題材にした新作で、

どんぶらこと流れてくる桃をおばあさんがちっとも拾わないという話

結構面白かったです



3席目は、紋四郎さんが再び登場

演目は「崇徳院」

大店の若旦那が、高津神社へお参りにいったとき

茶店で出会った、美人の娘に一目ぼれ

娘の落とした袱紗を拾い手渡すと、娘が「瀬をはやみ 岩にせかるる 滝川の」と

百人一首の崇徳院の上の句を言い残します

若旦那は下の句の「われても末に あはむとぞ思ふ」から

娘が今日は分かれてもまたお会いしたいという気持ちを読み解くのですが

どこの誰ともわかりません

若旦那は、娘に会いたさからひどい恋煩いから気の病になり、あと5日の命

と医者から宣告されます

不憫に思った、幼馴染の熊五郎が大阪の街を娘を探しまわるという話です

探すときに手掛かりの「瀬をはやみ」を連呼するのが面白い



なかなか面白かったです

ニッチなファンが多いのか、ほとんどの人がリピーターのようでした

次回は7月にあるそうなので、また行ってみたいと思います



コメント
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