2022年6月6日毎日新聞
床下から別の遺体発見、住人女性と確認 埼玉・本庄の5歳児遺棄の民家
埼玉県本庄市で3月、民家の床下から5歳男児の遺体が見つかって母親ら3人が逮捕された事件で、
埼玉県警は6日、同じ床下から白骨化した別の遺体を発見したと新たに発表した。
DNA型鑑定の結果、遺体はこの民家に住んでいた高齢女性と確認された。
県警は女性が亡くなった経緯を調べている。
怖い話です。リアル「黒い家」です
貴志祐介著 黒い家
今まで読んだ本の中で一番怖い本です
保険会社に勤める若槻。
ある日、被保険者の菰田重徳に家に呼ばれます。
なにか嫌な雰囲気の漂う家に足を踏み入れると、そこには首をつってる幼子が
死体を見て引きつる若槻をじっと見つめる重徳
重徳は執拗に保険金の支払いを若槻に要求してきます
しかし、重徳は保険金目当てに自分の指を落とすなど
保険会社から要注意人物としてマークされており、
保険金殺人ではないかと疑われ、保険金の支払いがなされません。
すると、重徳の妻である幸子が若槻に接触してきました
保険金が支払われないことに業を煮やした幸子は、
ストーカーのように若槻を追い詰めます。
恐怖におびえる若槻でしたが、警察は子供の死を自殺と判断し
保険金が支払われることになりました
これで幸子から解放されると喜ぶ若槻でしたが
しばらくして重徳から連絡があり
業務中両腕を切断したとのこと。傷害保険の請求を受けます。
度重なる事故に、保険会社は悪質なケースと判断し
「つぶしや」と呼ばれるクレーム処理担当の
元暴力団員の三善を重徳のもとに派遣します。
若槻は、実は黒幕は幸子ではないかと気づき、恋人の恵に相談します
恵は勤務先の大学の心理学の教授金石に、菰田夫婦のプロファイリングを依頼します
金石は、この二人は異常なサイコパスであることを見抜き
若槻や恵に対し、2人に係らないように進言しますが
その直後、行方が分からなくなります。
そして、三善も連絡が取れなくなり、やがて魔の手は恵に及びます
さらわれた恵を救出するために菰田家に侵入する若槻ですが
そこで若槻が見たのは、無残に首を切られた三善の姿でした
そこへ襲い掛かってくる幸子の攻撃をなんとかかわし
恵を救出した若槻。
警察が菰田家を捜査すると、床下から無数の白骨遺体が
菰田幸子の異常性がわかります。
物語はここでおわったかと思いましたが
幸子は、警察の手から逃げ出しました
執拗に若槻を狙う幸子
はたして若槻はどうなるのか
とまこんな感じです
事実は、小説より奇なりといいますが
菰田夫婦みたいのが、現実にいるんですね
世の中には、想像を絶する人の皮をかぶった鬼がいるんですね
怖い怖い