たのしい夢日記

京都奈良寺社巡り・思い出・読んだ本…日々のあれこれを写真と共に。

3月、花

2008-03-06 00:28:36 | 母の記憶
3月になった。

去年の3月初めの記事を見てみると、インフルエンザで会議に出られなかった、と書いてある。
今年の3月の会議は今日だった。
去年もきっとこんな話が出たんだろうな、と思いつつ、今年は無事に会議参加。

ブログを始めてから1年経つと、去年を振り返って、というのが出来るんだ、と当たり前のことに今更ながら気づいた。

去年の3月は、インフルエンザが相当尾を引いたらしい記事が続いている。
確かになかなか体調が戻らなかったのを覚えている。
そのせいで頭痛が、などと書いているが、実は今年も頭痛が来ている。
ここの所薬を飲み続けである。インフルエンザのせいではなかったらしい。

またこれは私だけではないらしく、同僚や生徒さんたちなどにも、肩が凝るとか頭が痛い、と言っている人がいるところを見ると、季節の変わり目のせいかもしれない。
風はまだまだ冷たいが、日差しは春のものになってきているのだ。


昨日の新聞に梅園の写真が出ていたが、3月末ともなれば、桜も咲き始め、お花見が出来る季節なのだ、ということに気づいた。頭痛が治まった頃には花を楽しむ余裕も出来るだろうか。


母が入院中にメモ用紙に描いていたこの花はなんだろう?
おそらくお見舞いに頂いた花を描いたのだろうが、色がないし、種類はわからない。
以前絵画教室に通っていた頃を思い出しつつ、つれづれなままに描いた絵だろう。

花が好きな人だった。

今月末には母の祥月命日がやってくる。

お花見が始まる頃に亡くなったのだな、と思い、すぐに「北海道では桜はまだまだだった」と気づく。3,4月はまだ雪も降るのだ。

母が亡くなって数日経った頃、4月初めだろうか、実家の庭に出ると、クロッカスの芽が顔を出しているのを見つけた。

「芽が出てる。お母さん見たら喜んだものだったけどな」
という父の言葉が耳に残っている。


コメント (2)
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