たのしい夢日記

京都奈良寺社巡り・思い出・読んだ本…日々のあれこれを写真と共に。

読書について①

2011-03-04 02:01:33 | 読んだ本について
読書が好きである。

というよりは、本が傍にないと、落ち着かないところがある。例えば買い物にでも出かけて電車に乗って、本がバッグに入っていないと気付くとあせってしまうのだ。
頭の中で、どこの本屋さんに寄れるかな?などと考えてしまう。
普段の通勤用のバッグになら、かならず入っているので、お出かけのとき違うバッグを持つと、本を入れるのを忘れてしまうことがあるのだ。

その本だが。

梅田の紀伊国屋などに行ってみると、いまどき流行り、の本の傾向がわかる。会社の会議でも、「推薦図書」風の勧め方をされることがある。
数年前なら「そうじ力」ちょっと前なら「速読法」。また、私たちの立場柄、「コーチング」系のもの、仕事の時間の使い方、なども良く勧められる。英語の勉強法はもちろんのことだが。

しかしながら、私はこの手の自己啓発本風のものは苦手。

「こうすると良いですよ」と言われると右の耳から左の耳に、という感じで「ふんふん確かに」と思いながら読みはするのだがさっぱり心に残らない。

私には、本は楽しみながら読むもので、勉強のために読むものではないのだ。
しかしながら、楽しみのために読んでいたほうが、かえって心に残るレッスンがあったりするものじゃないだろうか。少なくとも私はそうだ。

例えば、「そうじ力」で、いかに周りをきれいにすると気分も良く、仕事の効率もあがる、という事を説明されても、心に残ってはいないのだけれど・・・大昔に読んだ「赤毛のアン」で、「家の中の事をすべて済ませて、せいせいした気持ちで外出し浜辺に出た」というくだりは今でも覚えていて、「そうそう、何事も、すっきりさせるものはさせてから出かけると後が嫌じゃないんだよね」と思い返したりするのである。

つまり、子供に紙芝居で物事を教えるようなものか??つまり私は幼稚なのか??考えてみると


で、今回の本。
ダン・ブラウンの「Lost Symbol」。やっとこさ年末にペーパーバックを見つけて買ったのだ。以前に見たときはA4位ありそうなデカイ本で、これじゃ持ち歩けない、とあきらめたもの。
ペーパーバッグでも相当の厚みがあってバッグが膨れるけれど。
ペーパーバックってホント紙質悪いし持ちづらいし・・・


私は英会話講師である。したがって英語の本を読むべきなのだが、正直ネイティブじゃないので、楽しみは半減する。幾分「お勉強感」が出てしまう。

なので、こういうミステリー系(なのかな?)が飽きないのでよい。この人の「天使と悪魔」も読んだが面白かった。(映画は???だったが)
しかし、「ダ・ビンチ・コード」と言い、調べ物に時間かかるだろうな~などと思わせるものばかり書く人である。本を読んでいると描写されている場所に行きたくなるものだが、今回は全然ワシントンDCに行ってみたいという気にならないのはなぜ?

「ダ・ビンチ・コード」では無論ルーブルに行ってみたい気になったし、「天使と悪魔」ではローマで教会めぐりをしてみたいと思ったものだが。

正直この二つに比べると出来がイマイチ、ということか。
コメント (2)
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