たのしい夢日記

京都奈良寺社巡り・思い出・読んだ本…日々のあれこれを写真と共に。

すすき、ススキ、薄。

2013-11-17 16:09:02 | 現実
寒かった。

10月は記録的な暑い10月だったそうだけれど、さすがに11月に入ると「寒い」と思う日も増えている。

そんなある日曜、奈良の曽爾高原へドライブした。

ここは何度も足を運んだことのあるおなじみの場所。

始めて行ったときは、薄がまだ早かった。
2回目は同居人の同僚など5家族で賑やかに。この日は歩き回ると暑い位だった。
2年前は夕日と薄、を狙って行ったのに、残念ながら曇りすぎでよい写真は撮れなかった。
今年こそは! 晴れているし、大丈夫だろう、と午後から車を出す。 家からは2時間というところ。

例年アマチュアカメラマンだらけだが今年もそう。逆光夕日スポットにはおっきなカメラを抱えたおっさんたちがいっぱい。
山登りの人たちも。
家族連れもいるが、意外にデート中カップルも多い。この山の中を。

つまり、しっかり山登りスタイルの人たち、カメラバッグ抱えた人たち、防寒スタイルの親子、寒いのにミニスカの女の子、いろいろなのだ。

寒いのであったかいお茶と草餅をお店で頂く。甘いお餅など好きではない同居人も寒かったらしくちゃんと食べる。

「薄減ってないかなあ?」
「以前来た時より少ないかも・・・」
「時期早かったかな?」

HPで調べてみると、11月半ば位には薄も開ききるので、その頃も良いなどと。確かにまだ開ききっていないのもあるから、カサが少なく見えるのだろう。

曇ったり晴れたりだけれど、きれいな夕日も時々、さっと登場。そのたびにカメラマンさんたちが(私も含めて)色めき立ってパチパチ。

ここはライトアップもきれいとHPに載っているので、車の中に避難して少し待つことに。なんたって寒いのだ。

しかしライトアップされてから真っ暗になるまでの速さといったら!
さすが山の中である。
10分かそこらで、登ってきた道が見えなくなってしまった。

中には、坑道で使うようなライトを頭に付けている人も。 山の中腹で何度もフラッシュが光っていたので、登ってお亀池の周りのライトアップを高い所から撮っているのだろう。結構、危なさそうなんだけれど…


振り返って遠くの山を見ると、もう星が見えていた。 



デジブック 『すすき、ススキ、薄。』
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