京都の円山公園の桜は数年前に、昼間に見にいったことがある。
FBにアップしたら、京女の友人(アメリカ在住)が、「昔見たときより枝が少ない、年をとったのかな」とのコメント。確かにその時は、有名なしだれ桜だけれども隙間、多いかな、と言うイメージがあった。
相方が茨城住まいになるまでの我が家のお花見は、基本昼間にお弁当を持って出かける、というもの。
夜から仕込んだ煮物や、卵焼き、鶏の唐揚げなんてのがメニューだった。
一昨年相方が帰ってきた時はデパ地下でお花見弁当を注文して。
去年は近所の公園で焼き鳥とホカ弁の筍弁当、意外にレベルが高いのに驚いた。
今年は私が土曜に有休をとれたので、夜桜でもどうか、と言う事になった。
ならばライトアップしてる円山公園、清水寺あたりか。
円山公園前の祇園さん(八坂神社)には凄い人。ここはいつも屋台が出ていて境内も混んでいるが、さすがに桜の季節。ただ歩くのに一苦労だ。
そのまま円山公園まで人混みを抜けていくとそこにも屋台、貸席、どこから集まった?とびっくりのにぎわい。
「今年の桜、元気やね」と若い女の子。
確かに、以前昼に観た時よりはるかに花つきが良いようだ。あちこちに焚かれたかがり火もよいアイディア。夜桜の凄みが引き立つ。
丸く高く盛り土した上に咲くしだれ桜、周りを取り囲んで記念写真を撮る人たちでいっぱい。
我々も写真を撮って、さて、どこかで何か食べようか。うろうろ歩き回り、さまざまな屋台をのぞくのも楽しい。
貸席はどこもたいがい満席、石の上やあまり桜もない隅っこにシート敷いて座るグループ、カップルで隙間なく埋まってる感じ。
ラッキーにもおでん屋さんの貸席が空いたので緋毛氈に腰掛けて、おでん、焼き鳥、鶏から、相方は燗しすぎの日本酒、私は甘酒で乾杯。 桜の木の真下、なかなかのお花見気分である。
「こういうお花見は初めてだねえ」
回りの人々の浮き浮きした様子も、見ていて楽しいものだ。
隣には20代初め位の若い2人、うるさいな、と初めは思っていたが、男の子が可愛い事を言っている。
「あやにここ、屋台出てるって聞いて、それまで知らんかったから、朝から楽しみにしとってん」
いかにもギャルな「あや」の方は、ピンクの服が桜の木に映えるように自撮りするのに必死。
そうか、朝から楽しみだったんだ…なら許そうか、他の店から鮎の塩焼き買ってきて食べる、というルール違反してるけど許そう。緋毛氈に厚底スニーカーで上がってるけど、まあ、いいと言う事にしよう。みんな、楽しそうなのだ。
清水へ祇園をよぎる桜月夜こよひ逢ふひとみなうつくしき
与謝野晶子の「みだれ髪」の中の、私の好きな歌だが、まさにこれ。
食事を終え、ぶらぶらと祇園、白川の辺りを歩いてみる。やはり、大勢の人たちがカメラ、スマホ構えて大忙し。係の男性が叫んでいるのだ。
「ライトアップ、10時までです!」
現在時刻9:55!!
私も相方も大慌てで川沿いのしだれ桜を撮りまくる。タイムアップ!!一斉に電気が消え、「ああ~」というざわめき。
「いや、危なかったねえ…」
「あと一歩、遅かったら撮れなかったね」
しかし白川沿いにはおしゃれなお店がいっぱいあって、そこからの灯りでも十分、夜桜が楽しめる。
着物姿で歩く女性もちらほら、京都らしく、グループで賑やかな学生たち、和傘をさしてインスタ映えを狙う韓国人の女の子たち。
また、来年は、どんな桜に会えるのか。
FBにアップしたら、京女の友人(アメリカ在住)が、「昔見たときより枝が少ない、年をとったのかな」とのコメント。確かにその時は、有名なしだれ桜だけれども隙間、多いかな、と言うイメージがあった。
相方が茨城住まいになるまでの我が家のお花見は、基本昼間にお弁当を持って出かける、というもの。
夜から仕込んだ煮物や、卵焼き、鶏の唐揚げなんてのがメニューだった。
一昨年相方が帰ってきた時はデパ地下でお花見弁当を注文して。
去年は近所の公園で焼き鳥とホカ弁の筍弁当、意外にレベルが高いのに驚いた。
今年は私が土曜に有休をとれたので、夜桜でもどうか、と言う事になった。
ならばライトアップしてる円山公園、清水寺あたりか。
円山公園前の祇園さん(八坂神社)には凄い人。ここはいつも屋台が出ていて境内も混んでいるが、さすがに桜の季節。ただ歩くのに一苦労だ。
そのまま円山公園まで人混みを抜けていくとそこにも屋台、貸席、どこから集まった?とびっくりのにぎわい。
「今年の桜、元気やね」と若い女の子。
確かに、以前昼に観た時よりはるかに花つきが良いようだ。あちこちに焚かれたかがり火もよいアイディア。夜桜の凄みが引き立つ。
丸く高く盛り土した上に咲くしだれ桜、周りを取り囲んで記念写真を撮る人たちでいっぱい。
我々も写真を撮って、さて、どこかで何か食べようか。うろうろ歩き回り、さまざまな屋台をのぞくのも楽しい。
貸席はどこもたいがい満席、石の上やあまり桜もない隅っこにシート敷いて座るグループ、カップルで隙間なく埋まってる感じ。
ラッキーにもおでん屋さんの貸席が空いたので緋毛氈に腰掛けて、おでん、焼き鳥、鶏から、相方は燗しすぎの日本酒、私は甘酒で乾杯。 桜の木の真下、なかなかのお花見気分である。
「こういうお花見は初めてだねえ」
回りの人々の浮き浮きした様子も、見ていて楽しいものだ。
隣には20代初め位の若い2人、うるさいな、と初めは思っていたが、男の子が可愛い事を言っている。
「あやにここ、屋台出てるって聞いて、それまで知らんかったから、朝から楽しみにしとってん」
いかにもギャルな「あや」の方は、ピンクの服が桜の木に映えるように自撮りするのに必死。
そうか、朝から楽しみだったんだ…なら許そうか、他の店から鮎の塩焼き買ってきて食べる、というルール違反してるけど許そう。緋毛氈に厚底スニーカーで上がってるけど、まあ、いいと言う事にしよう。みんな、楽しそうなのだ。
清水へ祇園をよぎる桜月夜こよひ逢ふひとみなうつくしき
与謝野晶子の「みだれ髪」の中の、私の好きな歌だが、まさにこれ。
食事を終え、ぶらぶらと祇園、白川の辺りを歩いてみる。やはり、大勢の人たちがカメラ、スマホ構えて大忙し。係の男性が叫んでいるのだ。
「ライトアップ、10時までです!」
現在時刻9:55!!
私も相方も大慌てで川沿いのしだれ桜を撮りまくる。タイムアップ!!一斉に電気が消え、「ああ~」というざわめき。
「いや、危なかったねえ…」
「あと一歩、遅かったら撮れなかったね」
しかし白川沿いにはおしゃれなお店がいっぱいあって、そこからの灯りでも十分、夜桜が楽しめる。
着物姿で歩く女性もちらほら、京都らしく、グループで賑やかな学生たち、和傘をさしてインスタ映えを狙う韓国人の女の子たち。
また、来年は、どんな桜に会えるのか。
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