たのしい夢日記

京都奈良寺社巡り・思い出・読んだ本…日々のあれこれを写真と共に。

久々の京都あるき

2015-10-07 00:53:35 | 現実
約2か月ぶりだ。

8月から9月にかけて、北海道と大阪を3往復、父の行先探し、家売却の手筈、様々な事の勉強をするのに時間もかかり、調べ物を夜中にして、朝早く起きて電話連絡、の毎日は結構大変だった。

高齢者施設はどんなものがあるかもよく知らず、家も車も売ったこともなく、ものの処分をどうするかも色々とやり方があり。

なるべく父には暮らしやすい環境を整えてあげたいし、少しでもお金が残るようにしてあげたいし、とあれこれ考えつつ準備するには頭も気も時間も使う。
物事知らなくて足元見られるのも困るし、とずいぶん勉強をしたので、お蔭でいろんなことを学んだ。

友人や親戚、同居人にも協力してもらい、ありがたいことに何とか父の行く先は決まり、片づけも引っ越しも済んでまず第一段階過ぎた感じ。
前日ほとんど寝ずに引っ越し、父は力仕事できないし、後片付けも一ちょっとした買い物もひとりで全部、というのもあり、へろへろで帰阪したのがシルバーウイーク。
帰省前に風邪をひいてしまったのもあり、えらい目にあった。

その直後の休みは風邪も抜けずぐったりしていたので、昨日は久々にどこかお寺に出かけて庭でも鑑賞しつつリフレッシュしたいと思っていたのだ。







等持院は以前から芙蓉の花を撮りたくて気になっていつつ、アクセスがいまひとつだったので行っていなかったところだが、ちょうど芙蓉の季節、sodakyotoでも紹介されている。行かないという手はないだろう。入り口で早速白い芙蓉が迎えてくれた。

足利将軍家代々の菩提寺で、かの足利尊氏が創建、天龍寺のあの美しい庭を作った夢窓国師が開山。




心字池があり、回りを巡っていくという典型的な庭園だが、芙蓉の花で彩られて華やかだ。天龍寺の池はもっと広大だけれど、やはり華やか。なんとなく、感じは似ていると思う。







庭は有名なのだが、この近くの金閣寺や龍安寺ほどメジャーではないからか、閑散としている。月曜だし。せいぜい5,6人しか参拝客がいないのだ。そして日本人ばかり。
賑やかな中国人観光客がいないお寺は久しぶりだ。

やっぱり、いいなあ、お寺のこの静けさ。鴬張りの廊下。もう、ちょっと冷たく感じるのだ。

お庭を見渡す廊下で坐って休もうと思ったら、「廊下に座ってご休憩はご遠慮ください」だそうで…残念。確かにここに座られたら奥の座敷、お茶飲ませてくれるようになっているがそこからは庭が見えなくなってしまうだろう。

だが庭は自由に散策できる。

あちこちにちょっとだけ、秋の色。






この葉っぱが真っ赤になるのは来月か。京都の美しい季節がまたやってくる。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 引っ越し終了 | トップ | アルバム »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

現実」カテゴリの最新記事