たのしい夢日記

京都奈良寺社巡り・思い出・読んだ本…日々のあれこれを写真と共に。

雨の紫陽花寺。

2016-06-17 01:35:43 | 現実
いやいや、ここをバスが通るの?小さいコミュニティバスとは言え。

「次、尻枝に止まります」

ここ、止まっても何もない…回り、木しかないけど?なぜここにバス停が?

と言うような道を通って京都木津川市、紫陽花寺、岩船寺へ。 アクセス悪そう、とはマップ見て思ったけど、ここまで山奥とは。コミュニティバス、って初めて乗った。
「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」みたい。しかも、乗ってるのは私だけ。



一時間に一本だもんね。

着いたのは門前すぐ下、回りには意外に家々が。

石段を登って門をくぐるといきなり紫陽花だらけ。






凄いねえ。周りの木々があまりtrimされておらず自然のままなのがかえって良い。三重塔がその木々の中から覗いているのが。 

雨に紫陽花、やっぱり、これ。お天気の良い日の紫陽花はぱさついた色合いに見えて。

紫陽花は鉢植えで買っても、物凄く水を吸う植物だけれど、梅雨時のこういうお天気が好きなんだよね。活き活きしている。


参拝客も5,6人しか人もいない。
無論みな立派なカメラを構えている。紫陽花写真目当てのアマチュアカメラマンばかり。この雨では。

ご朱印頂きに本堂へ行くと、びっくりするくらい大きな、見事な阿弥陀様が鎮座している。本堂自体は小さいのだけれど。

「今日は静かでいいです。昨日は(日曜)3時くらいまで晴れていたから、すごい人でしたよ」

書いてくれたお坊さんが言う。確かに、それ程広い境内ではないし、木々の間を抜けて歩く感じなので人が多ければそれは大混雑になるだろう。




さて、ここはテキパキ動かないと、バスは1時間に一本、逃すとまずい。次の目的地、浄瑠璃寺へ。
細長い本堂、横一列に阿弥陀様が9体並んでいる、九体阿弥陀如来像が有名な寺。もう、ここにしかこの形式の本堂はないそうで、むろん国宝である。一体一体の前に扉というか障子があり、本来外からそれぞれ阿弥陀様を拝むようになっているらしい。

しかしながら猫が本堂の外で寝ているのが面白い。国宝で猫が寝ているゆるさはいいな。人馴れしているようでさわっても写真を撮っても「知らんわ」とばかりに眠りこんでいる。




彼岸(本堂側)と此岸(三重塔側)を隔てる大池にはヘビが泳いでるし。なんだかとがったもの泳いでくる、と思ったらヘビだった。泳ぐヘビって初めて。

此岸から悟りを得て渡ってきたのか?














デジブック 『雨の紫陽花寺。』
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