たのしい夢日記

京都奈良寺社巡り・思い出・読んだ本…日々のあれこれを写真と共に。

三十三所屈指の難所

2020-04-13 17:23:24 | 西国三十三所観音巡礼
このblogを初めてちょうど13年位になるが、ここ3、4年は年に数回くらいしか更新していない。

理由は明らかで、まず1つ目は、スマホで何でも用は足りるのでパソコンを立ち上げるのが面倒になってきたため。
スマホアプリでもこのblogは書けるが写真をアップするのが結構面倒。

もう1つは京都や奈良に写真撮影に行く頻度が少なくなったからだ。
相方が茨城に単身赴任してから、私も月1で茨城に行く。また、仕事が異動になって以来休みの日は身体を休めたい気分のことも多い。

そしてもう1つ、かなりの神社仏閣に行き尽くした感も少しあるからだ。無論京都奈良であればいくらでも行くところはあるのだが、その場所ならではの特徴を捉えた写真を撮るのが難しくなってきた。

紅葉と五重塔やお寺の屋根...好きな構図だが、どれも同じようになってしまう。
桜と青空...これも、たくさん撮ってしまった。
つまりは目標が今ないと言うことが言えるかも。

しかし、写真撮影は別としてお寺神社を巡るのは良いものであり、ここに関しては長期目標がある。
あと数ヵ所のお寺で、西国三十三所が満願。2016年から始めているからずいぶんかかっているが、アクセス悪いところもかなりあるから仕方がない。
よって相方が帰ってきたときには車で連れていってもらうこともある。

今年のお正月に初詣かねて連れていってもらったのは施福寺。大阪府にありながら、「三十三所屈指の難所」とガイドブックに書かれている。山のなかにあるらしい。
弘法大師様が得度した、といういわれのあるお寺だ。









駐車場から少し歩くと弁天様を祀った神社と滝がある。手作りのぜんざいをサービスしてくれる。ぜんざい好きの私には最高。

少し坂を上がると山門が見える。確かに上りの勾配はきついけど?



先に山門をくぐった相方が振りかえって言う。
「がっかりすんなよ」
「?」
「あれを見ろ」



指差す先には果てしなく続く山道。 

山門まで来たらもうすぐと思ったのに!

そこから先はとにかく、登山だった。あ、建物が?と思うとそれは古びたお堂がひとつぽつんとあるだけ。

この石段をあそこまで上ったら頂上か?と思ったら曲がりくねってさらに先が。

「最大の難所の意味がわかったな」

通常、車で行くと割りに本堂に近いところまでは行けるものだ。ここは車だろうがバスだろうが、本堂まで行くには1時間くらい山道を上るしかない。道理で...



小さな子が最後の石段で泣いている。お母さんがぐいっと抱えあげて登らせる。母は強し。

あまりのハードな道のりに、お寺自体の印象が少ないのは本末転倒なのか、いや、頑張って上っただけの功徳はあるに違いない。
3日ばかり筋肉痛だった。
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