「熊本地震」が発生して2日たった。何とかおさまってほしいと祈りながらニュースをみているが、どんどん酷い状態になる・・・
私たちもフォッサマグナの上に住んでいるので、他人事でない。
今夜は気を取り直して、ブログを更新することにする。
hiroさんと約束していた雪形めぐりの日、絶好のお天気になった。
・・・が出発しようか、していいかと迷いながらも、7時に車のエンジンをかけた。
前夜(14日21時)に熊本地震が発生していて、夜遅くまで朝もテレビに釘付けになっていた。
約束の30分前に池田町町立美術館に着いた。さて、ここから見える雪形を撮りながらhiroさんを待とうかと、ザックに手をのばした。
カメラがない! またまたポカミスだ。昨夜はしっかり充電したのに・・
結局、松本までカメラを持ちに帰ることになってしまった。
9時に池田町に戻り、隣の松川村の「坊主」から撮りはじめた。爺ヶ岳の「種まき爺さん&婆さん」 鹿島槍の「鶴と獅子」と撮り、大町から白馬村へ。青木湖畔から「鶏またはカモシカ」を、四谷の平らから「白馬」が雄々しく見え、五龍岳の「武田菱」がバッチリだった。それから小谷の栂池へ移動し「嫁岩」を撮った。
幾つかの雪形は早すぎるものがあったので、2週間ほどしたら再訪することになる。
<武田菱>
この日の一番の目的はなんといっても、五龍岳の「武田菱」だった。
この所、この雪形の見ごろを逃してしまっていたのだ。
hiroさんからも今年こそ武田菱の“旬”を撮ろうよと
今年はどの山も雪が少ないので、雪形の進行が早いはずと昨年より10日早く出かけることになった。
予測が大当たり、その旬を撮ることが出来た。
今夜はそれだけアップする。
白馬村に入るや見えた!ちょうどいい加減
見事な雪形だ。戦国の名将・武田氏の紋所が浮き出している。
武田菱は「御菱・ごりょう」とも呼ばれ、一説には現在使われている五龍岳の山名の根拠とする向きもあるそう・・。
武田菱にはコブシがよく似合うと思い込んでいるので・・
よい場所を探したが、風が強く吹きつけるので、なかなかうまくいかなかった。
↑ 少し離れた小谷の栂池からみた五龍岳