雑種犬「風(ふう)」のひとりごと

元保護犬でセラピー犬風愛(ふあ)8歳とパピーの鈴々(すず)の楽しい毎日を575で綴ります。天国の鈴ちゃんの話も出るよ

飼い主の 痛みがわんこに 伝わるの?

2017-09-01 13:00:45 | 風ママの研究&学会ネタ・わんこニュース
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いつも押してくださって、どうもありがとうございます。

今日から9月ですねー。

ということは、トップフォトはカレンダーを入れたかったんですが
ちょっと用意する時間がなくて・・・。

今回はカレンダーのアップも延期です。

ごめんなさい・



さて、昨日のテレビを見るわんこですが、観察力があるということで

お仕事犬に向いているそうなんです。


それも人が出ている番組をよく見るのなら、人とかかわるお仕事が。


人の変化にも気が付きやすく、まわりの状態をよく把握する力があるとか。


風ちゃんが実際にやっていたセラピー犬の仕事なんて、適任だったみたいです。


もちろん、テレビをみないタイプのワンコもセラピー犬はできますが

潜在能力を見抜くなら、テレビを見るかどうかでも判断できるって、教えてもらいました。


まだエビディエンスがとれているわけじゃなさそうなんですが

テレビを見るわんこは、人と接する仕事に冷静に対処できる可能性が高いみたいです。









さて、昨日の学会のシンポジウムで

「親和関係にあるラットは、相手の痛みがわかる」という報告がありました。


お互いに仲が良く、いっしょにいるとオキシトシンが出るような関係・・・。


それが親和関係です。



オキシトシンの話は、5年前の学会ネタのときにも書きましたが

幸せホルモンとも呼ばれる人間の赤ちゃんとお母さんの間で発生するといわれているホルモンで


関係が良好な飼い主と犬との間でもそれがお互いに出ていることが発見され

親和関係のある犬と飼い主は、みつめあうだけで幸せをお互いに実感する・・という話でした。





私は、鈴ちゃんがこうやってママの顔を見上げてくれるときに、とても幸せな気分になります

愛してるっていいたくなります。




こちらのお譲さんのこういう顔もいいですね。





さて、今回の実験では仲良しのラットでの報告でした。


相手がケガをしたり、電気ショックなどで痛みを感じると

もう一匹も痛みがある動きをすることがわかりました。


これは、知らないラットがそういう状態になった場合は、変化がないので


仲良しの相手だけに限るそうです。





そこで私が思ったのは、オキシトシンが出るほど絆が深い飼い主とワンコの場合も

同じような可能性があるのでは?

ということてす。


たとえば、大好きな飼い主がおなかが痛くて寝込んでいたら

愛犬も元気がなく、おなかをまるめてそばで寝ている。


心配していることもあるのでしょうが、飼い主が痛みを感じていることを知っただけで

わんこは、類似の痛みを感じているって可能性もゼロじゃない。


そんな仮説も考えられるようになりました。



ちなみにラットは、視覚・聴覚・嗅覚など、何を手掛かりに相手の痛みを感じているのかという
実験なども行われているようです。



私は、犬に関しては、飼い主さんから発せられる匂いが関係しているような気がします。


痛みがあるとカラダにストレスがかかり、そんなストレスから発せられる匂いに愛犬は反応する・・。


そんな気がしています。

そのうちそういう研究発表もありそうですね。








つまり愛犬の前では、いつもハッピーでいることが

お互いの幸せにつながる・・・。ってことかな。


私も気をつけなくっちゃ。








最後まで、読んでくださって、ありがとうございます。