雑種犬「風(ふう)」のひとりごと

元保護犬でセラピー犬風愛(ふあ)8歳とパピーの鈴々(すず)の楽しい毎日を575で綴ります。天国の鈴ちゃんの話も出るよ

わんことの トレーニングて 何だろう?

2018-02-23 15:37:09 | ドッグダンスやアジリティ、トレーニング
今、犬関係の原稿の執筆をしていて

今更ながら「ドッグトレーニング」って何だろう?

と考えはじめました。

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ワンコ仲間に「風愛ちゃんのトレーニングをしてる?」と尋ねられることがあるけれど


「全然していない…」と答える私。


しつけ教室には、月1回程度通っているけれど

それ以外で、取り立ててトレーニングっぽいことは、つくづくしていないなーと

思うんです。


ただ、困った行動が出ないように対処や管理はしているつもりなんですが・・・・。


先日、お会いした超有名な犬のしつけインストラクターの方が

「ドッグカフェに犬を連れて行くのは、犬に東大受験させているようなものだ」と

おっしゃっていました。


東大を受験するには、小学校の頃から、それなりの学校で勉強して

中学に進み勉強して、高校に進んで勉強して、その後受験して、合否が分かれる・・・。


犬の場合も、マナーを勉強して、段階を踏んで勉強して、いろいろとできるようになって

それでドッグカフェに連れて行っても、うまくいく場合と

アクシデントでいい結果に結びつかない場合がある・・。



そもそも、まだ小学校で勉強中ぐらいのワンコを

いきなり、東大を受験させようとする飼い主さんが多くて、

カフェに連れて行かれたワンコは、そこでいったい何をしたらいいのかも、

わからなくて困ってしまう。


そんな状況を多くみかけると、話していました。




それだけ犬にとって、ドッグカフェはハードルが高い場所だということみたいです。


そこに行きつくまでには、テーブルの下で伏せて待機するトレーニングや、
人間の食べ物をねだらないトレーニング、
もしも落ちてきても食べないトレーニング、
他の犬や人がいても静かに振る舞うトレーニングなど
小学校、中学校、高校に相当するいろいろな勉強が必要で・・・・と、いう話を聞きながら


うちは、鈴ちゃんはもちろん、風愛ちゃんもドッグカフェやレストランに連れて行っていっているなー。

トレーニングしてへんけど・・・。


それは、無茶をしている??

と考えてしまいました。



もちろん、パピーの頃やジュニアの頃は、風愛ちゃんも落ち着かなかったけど。

今では、こんな感じでまったり。




「風愛ちゃん、すでに東大合格かしら?」と思ったんですが

ドッグランで遊ばせた後に行ってることが多いことをしゃべったら、

「それはトレーニングができているというよりも、飼い主さんのマネージメントができているってことですね」と言われました。

マネージメントとは、管理をすること。

犬の特性、愛犬の性格などを考慮して、ベストな状態になるように、飼い主がコントロールすることを意味しています。


「若い犬は、運動して発散したい欲求が多いので、それを満たした後だと、お利口に振る舞えることが多いんですよ」と。


もちろん、それは承知していて、ランで走らせて満足させるなどの

楽しいことの後しか、我が家はカフェやレストランなどには、連れて行きません。



そういえば、我が家でシャンプーする時も、ドッグランで思いっきり運動させてから
というのが私の中のルールになっています。



もちろん、オスワリやフセ、マテ、オイデなど、愛犬と私の共通語は

ちゃんと教えていますけれど。


それも、子犬の時はトレーニングしたけれど、今は実際のシーンで使っているだけって

感じです。




そこで、ふと思ったんですが「トレーニング」ってそもそも何?

日本語で言うと、訓練や練習になるんだけど、なんのためにそれをやるのか?

と考えた時に、これって「経験を積む」ことの疑似体験と違うのかな?と思ったんです。



イヌに、オスワリを指示して座る行動をさせるトレーニングを10回やった場合

イヌが座る行動を10回経験するという事実が残るということ。


もちろんそれは成功が10回あった場合で、失敗が10回だと、経験値はゼロになる。



そう考えると、トレーニングタイムを設けなくても、生活の中の本番で

成功する経験がたくさん積めたら、それでOKのような気もします。



私たちが自宅で食事をしている時に、テーブルの下で風愛が伏せてリラックスしている

というのは、トレーニングではなく、今や習慣。

何の指示もしていないし


夜クレートで寝るのも、習慣なだけ。


もちろん、そのためには基本のしつけや、飼い主のマネージメントがベースにあってこその話ですけれど。






もちろん、風ちゃんとドッグダンスをやっていた時は、大会を目指して

トレーニングはいっぱいやっていましたよ。


大会前は、毎日練習していましたね。



だってドッグダンスは、日常の中に本番がないんで、練習でしか経験を積めないから。




それにわんこによって、トレーニング好きもいれるけれど

そうでないタイプもいる。

鈴は、食べ物に執着しない分、トレーニングも消極的なので
どうしても、トレーニングをサボっているのかも、しれませんけどね。




そんなことを考えた風ママなのでした。










最後まで、読んでくださって、ありがとうございます。