8月始めとなってしまうのだが、昨年、日本テレビの「満点 青空レストラン」で紹介した、JAきたそらち北竜支所で栽培している「おぼろづき」の生育状況についての連絡があった。
メール内容としては
「本年産につきましては、今のところ病害虫の発生被害も無く、順調に生育しております。
極端な大風も無く、きれいな穂が出揃った状況で、出来秋に期待をしています。
ただ茎数が過剰傾向であることから、今後の天候如何によっては大豊作か、屑米の多い可能性も?
今後の生育状況に注視してまいります。
あくまでも現在の出荷予測です。今後直近情報をお伝えしてまいりますので、よろしくお願い致します。
又、何かご不明な点等ありましたら、お申し付け下さい。」
とのことだったのだが、添付ファイルがついていて、これはかなり具体的で、自分としてはありがたかった。
添付ファイルより
「◎24年産の水稲生育状況について
【気象経過】
①降雪量が平年より多く(平年比+4.3m)、3月~4月中旬の日照が少なく気温も低く経過したため、平年より10日遅く融雪期に達した。
②その後、連休後半にまとまった降雨があり、圃場の乾燥が進まない状況であった。
③水稲移植期間中は日照に恵まれたが、極端に風が強くなる日が多かった。
④6月上旬は強風日が多かったものの日照に恵まれ高温に経過。中旬は日照に恵まれたが気温が上がらず、20日から23日は曇雨天が続き低温傾向であった。
⑤6月25日以降は一転して気温が高く日差しも強い夏らしい天候が7月上旬まで続く一方で降雨が無く水不足も深刻となる。
⑥7月12日から待望の降雨日ながら気温の上がらない状態が3日間続いた。冷害危険期の後半に当たる15日からは天候が回復し、再び気温の高い状態となっている。
【生育概況】
①移植以降は日照に恵まれ、植え痛みが目立った割に活着そのものは良好だった。
②6月上旬の多照条件により生育は急速に回復に向かい、6月15日現在で茎数は平年を上回り生育進度も平年より1日早いまでに好転した。
③その後の低温の影響で生育は停滞し7月1日現在では茎数は平年並みとなったが、生育進度は幼穂形成期で平年より1日遅い程度に後退した。
④6月末から続いた高温・多照により分けつが爆発的に増加し、茎数は過剰傾向(平年比110%)にある。葉数自体は平年並~やや多く、茎数が多いため止葉が出揃うのに時間がかかっており止葉期は平年より2日遅れ程度となった。
⑤止葉期以降は高温に推移しており、現在は出穂期から出穂揃となっている。
【今後の予測】
①茎数の過剰傾向から、今後の天候によっては登熟のばらつきが懸念されますが、今後の天気予報では好天が続くようですから、しっかりと実ってくれるだろうと期待しています。
②現在の生育状況から収穫始めは、9月20日前後になるだろうと予測できますが、今後の天候により左右されますのであくまでも予測として捉えて下さい。
③従って出荷となると、最短で10月上旬になるかと思います。
*平成23年産⇒おぼろづき初検査 10月5日
~今後、生育状況により直近情報をお知らせしてまいります~
産地に出向いていかなくても、ここまで具体的だと、状況が手に取るように判るので、非常に助かる。
メール内容としては
「本年産につきましては、今のところ病害虫の発生被害も無く、順調に生育しております。
極端な大風も無く、きれいな穂が出揃った状況で、出来秋に期待をしています。
ただ茎数が過剰傾向であることから、今後の天候如何によっては大豊作か、屑米の多い可能性も?
今後の生育状況に注視してまいります。
あくまでも現在の出荷予測です。今後直近情報をお伝えしてまいりますので、よろしくお願い致します。
又、何かご不明な点等ありましたら、お申し付け下さい。」
とのことだったのだが、添付ファイルがついていて、これはかなり具体的で、自分としてはありがたかった。
添付ファイルより
「◎24年産の水稲生育状況について
【気象経過】
①降雪量が平年より多く(平年比+4.3m)、3月~4月中旬の日照が少なく気温も低く経過したため、平年より10日遅く融雪期に達した。
②その後、連休後半にまとまった降雨があり、圃場の乾燥が進まない状況であった。
③水稲移植期間中は日照に恵まれたが、極端に風が強くなる日が多かった。
④6月上旬は強風日が多かったものの日照に恵まれ高温に経過。中旬は日照に恵まれたが気温が上がらず、20日から23日は曇雨天が続き低温傾向であった。
⑤6月25日以降は一転して気温が高く日差しも強い夏らしい天候が7月上旬まで続く一方で降雨が無く水不足も深刻となる。
⑥7月12日から待望の降雨日ながら気温の上がらない状態が3日間続いた。冷害危険期の後半に当たる15日からは天候が回復し、再び気温の高い状態となっている。
【生育概況】
①移植以降は日照に恵まれ、植え痛みが目立った割に活着そのものは良好だった。
②6月上旬の多照条件により生育は急速に回復に向かい、6月15日現在で茎数は平年を上回り生育進度も平年より1日早いまでに好転した。
③その後の低温の影響で生育は停滞し7月1日現在では茎数は平年並みとなったが、生育進度は幼穂形成期で平年より1日遅い程度に後退した。
④6月末から続いた高温・多照により分けつが爆発的に増加し、茎数は過剰傾向(平年比110%)にある。葉数自体は平年並~やや多く、茎数が多いため止葉が出揃うのに時間がかかっており止葉期は平年より2日遅れ程度となった。
⑤止葉期以降は高温に推移しており、現在は出穂期から出穂揃となっている。
【今後の予測】
①茎数の過剰傾向から、今後の天候によっては登熟のばらつきが懸念されますが、今後の天気予報では好天が続くようですから、しっかりと実ってくれるだろうと期待しています。
②現在の生育状況から収穫始めは、9月20日前後になるだろうと予測できますが、今後の天候により左右されますのであくまでも予測として捉えて下さい。
③従って出荷となると、最短で10月上旬になるかと思います。
*平成23年産⇒おぼろづき初検査 10月5日
~今後、生育状況により直近情報をお知らせしてまいります~
産地に出向いていかなくても、ここまで具体的だと、状況が手に取るように判るので、非常に助かる。