こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

佐賀県東松浦の、新しい特産品になるかな

2012年08月20日 15時31分20秒 | Weblog
朝方メールで、面白い情報が飛び込んできた。

それは、以下の通り
「元佐賀松浦カントリーエレベーター担当係長であった職員(合併後はJA唐津)が、本年3月に退職し、農業の傍ら、獣肉の加工施設を作り、地域で被害の出ているイノシシの被害防止と肉の活用による地域活性化に立ち上がっています。
冬季の肉質の良好のものは、銀座きら、ディズニーランドのシェフ、福岡のシェフ、でも提供し、好評を博しているようです。

私も別添に添付しましたように、循環システムに出来ないかと支援中です。

とのこと。

今、全国的に、野生動物による農産物の被害が拡大している。
だが、野生の生き物を、むやみに殺してよいということはない。

自分も、環境保全を推進していることから、なかなか発言するのは厳しいのだが、地元で生活している人たちの生活が、それによって侵害されているとしたら、それについては、シッカリと考えていかなければならない。
なんでもかんでも保護、保護と言っているだけでは、済まないのだ。

そういう、地域の現実も考えた、環境保全を進めていくべきだろう。

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絶対に成果を出して

2012年08月20日 11時42分45秒 | Weblog
gooのニュースを見ていたら、「富士通、衛星画像/航空写真から水田区画図を作成する実証実験」という記事があった。

内容としては、
「富士通はこのほど、北海道農業共済組合連合会、上川中央農業共済組合の協力の下、農地の衛星画像や航空写真から「水田と畦の境界」を認識する同社独自の画像解析技術を用いて水田区画図を作成し、農業共済加入時の作付面積確認などの業務における実用性を評価する実証実験を2012年8月9日から10月31日まで実施すると発表した。

農地が台風や集中豪雨により被害を受けた場合、耕作面積・作付品目などに応じて農業共済制度により共済金が支払われる。
この業務を行うため、全国の農業共済組合連合会・農業共済組合は毎年、加入農家の異動申告(水田から他作物に転換する農地の情報や他作物から水田に転換する農地の情報)に基づき、短期間で加入農地や転作田を特定するため、膨大な数の水田を加入農家や関係機関とともに確認し、手作業で農地区画図を更新している。

しかし、この作業は、農業従事者の高齢化や後継者不足の加入農家およびNOSAIにとって、相当な負担となっている。

こうしたなか、富士通は1月より、北海道農業共済組合連合会と同社の技術を活用した農地区画図作成、および図を利用した業務の効率化について検討してきた。

今回の実証実験では、画像の輪郭を強調するフィルター処理と必要な輪郭を抽出するエッジ抽出の技法を高い精度で統合させた独自の画像解析技術を利用し、人工衛星・航空機により撮影した水田の画像から「水田と畦(あぜ)の境界」を認識して水田区画図を自動的に作成する。これを、人手で作成した水田区画図と比較することにより、農業共済業務における実用性を検証する。

検証の手順は、「衛星画像や航空写真を自動解析し、水田区画図を作成」「画像解析により作成した水田区画図と現地確認を元に手作業で作成した水田区画図の精度を比較」「比較結果について検討し、現地確認業務効率化における実用性を検証する」といったもの。

実証実験の結果に基づき、富士通は2013年4月までに、画像解析技術による水田区画図作成サービスの実用化を目指し、水田以外の農地区画図作成への応用や、共済業務以外の農業、例えば耕作放棄地の発見における活用なども検討する。
というもの。

衛星画像を利用する方法は、かなり前から言われ続けていたし、お米のタンパクを調べるのにも、以前から利用されたりしていた。

自分も、各地の細かな衛星画像が残っていれば、福島県などの津波の被害にあってしまった水田や畑の、復元に使えたはずなのにと思っていた。

そんなこともあって、今回の実証実験。
何が何でも、一つの成果を出してほしいと願っている。
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朗報・吉報

2012年08月20日 10時50分59秒 | Weblog
朝、Facebookを見ていたら、こだわり米だけを取り扱っている米卸のキーマンが、再婚することになったそうだ。
おまけに、来年はパパになるというし・・・・

こりゃ。めでたい。
先が見えない米業界にとっては、一つの明るさが見える、嬉しい出来事だ。

でも、どうなんだ。
もしかしたら、ごろにゃんパパになって、家庭べったりで、大切な産地に行く回数とかが、大幅に減ってしまうんじゃないか?

それは、困るなぁぁぁ。
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山形県から実習生

2012年08月20日 10時44分30秒 | Weblog
今日から金曜日まで、山形県から生産者の跡継ぎが、実習生として店舗で学ぶ。

あいにく、お盆明けから月末までは、お客様の来店は少ない時なのだが、夏休みを利用しての実習のため、これについては仕方がない。
なので、店で常時している仕事を体験してもらうことにしている。

実習が始まって直ぐに、お米で悩んでいる寿司屋さんが来た。
まだ知識がないので、お寿司屋さんと自分が、なんの話をしているのかも判らなかっただろうとは思うが、こういう会話が、専門店では当たり前。

相手も真剣に相談しているし、自分もそれに答えようと真剣に答えていく。

お米屋は、ただお米を売っているだけではないんだよ。
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どうしよう。寝られない

2012年08月20日 02時32分36秒 | Weblog
今、丑三つ時の2時半すぎ。
瞼は重いのだが、神経がピリピリしていて眠れない。

身体をほぐしてみたり、冷たい水を飲んでみたりと、色々と試しているのだが、全然ダメ。

参ったな。
これでは、日中の暑さに耐えられないぞ。
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蛾でパニック

2012年08月20日 00時17分49秒 | Weblog
いつ、どこから入ってきたのだろうか。
部屋に1匹の蛾が入り込んてしまっていた。

それだけであれば、シューっと殺虫剤で殺してしまえばよいのだが、その前に、一波乱起きてしまった。
やっかいなことに、蛾を2匹の猫が見つけてしまったのだ。

2匹してニャーゴニャーゴと騒ぐは、冷蔵庫の上に乗ったり本箱の上に飛び移ったりしながら、追い掛け回すわで、もう大変。
色々なものが落ちてしまったし、またコップを割られてしまった。

今年だけで、いくつコップが割れて無くなってしまったのだろうか・・・
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「ななかいの里」って知ってる?

2012年08月20日 00時04分51秒 | Weblog
土曜日の午後、「JA茨城中央」と「ななかいの里生産研究部会」の人たちが、訪問してきた。
そこで、少々、「ななかいの里」という地域ブランド米について説明してみようと思っている。

産地は、茨城県笠間市(JA茨城中央ななかいの里生産研究部会)
品種は、コシヒカリ

「ななかいの里」の「ななかい」は、旧七会村(1889年4月1日 町村制施行に伴い中佐谷村,下佐谷村,上佐谷村,上稲吉村,下稲吉村,雪入村,山本村の七村が合併して新治郡七会村が成立)からとっている。
旧七会村は、古くから良質米の生産地として知られていて、江戸時代には、水戸藩代々の献上米産地でもあった。

地理は、茨城県の中西部、かすみがうら市の西部、旧千代田町の南部。
八溝山系の南縁部の標高200メートル前後の丘陵地帯に位置していて、那珂川の支流、藤井川が東西に流れている。
地域の約8割を森林が占めている中山間地。
土地は「れき混じり」

JA茨城中央ななかいの里生産研究部会は、部会員21名で構成されている。
城里町七会地区において、生産者全員が「いばらきエコ農産物」の認証を受けている。
残念なのが、部会員の平均年齢が65歳という高齢なこと。
よって、少しでも早く、将来に引き継ぐためのブランド米にしていかなければならない。

この地区で生産されたお米は、食味値によって販売価格が異なるという契約を結んでいる。
よって、所得向上を図るためには、お米の食味値向上が課題となっていまう。

そこで、今までの栽培での問題点を洗い出すために、普及センターでは、まず、食味値を低下させている要因をつかむため、会員の年度ごとの食味値データや、気象について調査および分析を行っていった。
その結果、「水管理と施肥」に問題があると行きついたのだ。

茨城県笠間市に流れる用水が、冷水であること。
会員が元肥に有機質肥料を利用していることから、根張りと有効茎歩合を向上させ、収穫期の葉色が「鮮やかな黄金色」となるような施肥、水管理を指導していった。

さらに、穂揃い期の水管理のポイントは、
•葉色が濃く、倒伏が懸念される圃場は、食味向上のために葉色を低下させ、かつ、倒伏程度を軽減させるために「長めの間断潅水(入水間隔を7~10日程度と長くする)」を行い、根に十分な酸素を補給する(作土が柔らかい圃場)。
•葉色は濃いが、草丈が80センチメートル程度の適正な伸びとなり倒伏が懸念されない圃場は、葉色を低下させ良食味とするために、圃場の排水程度を考慮した「通常の3~4日間隔の潅水の徹底」を励行する(作土がある程度硬まっている圃場)。
•適正な葉色であるが、作土が柔らかい圃場は、作土を固めるためにやや長めの間断潅水(入水間隔5~6日程度)を励行し、根に酸素を供給する。
というもの。

その成果はというと、2011年11月22日に静岡県で開催された「お米日本一コンテストin静岡」で、会員2名が最優秀賞、優良賞を受賞となった。

ななかい里山通信:http://photo.ap.teacup.com/m-morita/

新米収穫前後に、もう一度訪問してくるそうである。
今まで販売していた「みずほちゃん」が、まだ原発の後遺症で動けないようだから、訪問の内容によっては、「ななかいの里」を販売してみようかなとも思っている。
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