WebShopの変更を始めようとしていたら、日本農業新聞 e農-netの「農林漁業のTPP影響 生産額3.4兆円減 農水省再試算 3分の1消失 (2012年09月01日)」という記事が目に入ってしまった。
内容は、
「農水省が、環太平洋連携協定(TPP)に日本が参加した場合、農林水産業の生産額が3兆4000億円減るとの新たな試算を行っていたことが31日、分かった。
2010年にも同様の試算を行い4兆5000億円の生産減少と算定したが、全ての国に対して関税を撤廃することが前提だった。
今回はカナダ、メキシコを含むTPP交渉参加11カ国だけを対象に同じ手法で試算したため生産の減少額は縮小したものの、農林水産業の生産額の3分の1が失われる計算で、壊滅的な打撃を受けることに変わりはない。
郡司彰農相は同日の閣議後会見で「(全ての国を対象にした試算をTPP交渉参加国に限定する)足し算、引き算の部分なので、目にしたことはある」と述べ、再試算を行ったことを認めた。
ただ政府の統一見解は、内閣府や外務省、経済産業省などと調整中だ。
試算は、米国など現行のTPP交渉参加9カ国に、交渉参加が決まったカナダ、メキシコを加えた11カ国に対して関税を即時に撤廃する一方、新たな影響緩和策を実施しなかった場合を前提にした。
前回の試算は、関税撤廃の対象に中国などが含まれるため「影響を過大に見積もっている」との批判があった。
ただ、新たな試算では生産減少額が少なく算定されるとの指摘もある。
試算では、関税を撤廃する品目を前回と同様に現行の関税率が10%以上で生産額が10億円以上の33品目に限定。
例えば果実ではかんきつ類、リンゴ、パイナップルだけだ。対象品目に入っていない果実や野菜などを含めれば生産減少額は膨らむ。
また東京大学大学院の鈴木宣弘教授は「米国とベトナムからの米輸入が増えた場合の影響が見積もられているが、両国のジャポニカ米(短粒種)生産がそれほど増えないことが前提となっている。
両国の増産余力を過小評価している」とみる。 (以下省略)」
というもの。
いつも思うけど、これって、机の上だけでの計算だよね。
これからの日本農業の、高齢化と担い手不足、そして温暖化による影響などというもの、計算に入っているのだろうか。
たとえば5年後だったら、7年後だったら農業全体はどうなっているのか。
台風が連続してきたりとか、局地的豪雨が各地で起こったとか。
平均気温が上がって、農産物が思うように作れなくなってくるとか・・・
全ては想像だから、計算には入らないというのかもしれないけど、これから農業が、プラスになっていくと考えている人は、たぶんいないだろう。
なら、計算に入れた方が、正しい答えじゃないのかな。
内容は、
「農水省が、環太平洋連携協定(TPP)に日本が参加した場合、農林水産業の生産額が3兆4000億円減るとの新たな試算を行っていたことが31日、分かった。
2010年にも同様の試算を行い4兆5000億円の生産減少と算定したが、全ての国に対して関税を撤廃することが前提だった。
今回はカナダ、メキシコを含むTPP交渉参加11カ国だけを対象に同じ手法で試算したため生産の減少額は縮小したものの、農林水産業の生産額の3分の1が失われる計算で、壊滅的な打撃を受けることに変わりはない。
郡司彰農相は同日の閣議後会見で「(全ての国を対象にした試算をTPP交渉参加国に限定する)足し算、引き算の部分なので、目にしたことはある」と述べ、再試算を行ったことを認めた。
ただ政府の統一見解は、内閣府や外務省、経済産業省などと調整中だ。
試算は、米国など現行のTPP交渉参加9カ国に、交渉参加が決まったカナダ、メキシコを加えた11カ国に対して関税を即時に撤廃する一方、新たな影響緩和策を実施しなかった場合を前提にした。
前回の試算は、関税撤廃の対象に中国などが含まれるため「影響を過大に見積もっている」との批判があった。
ただ、新たな試算では生産減少額が少なく算定されるとの指摘もある。
試算では、関税を撤廃する品目を前回と同様に現行の関税率が10%以上で生産額が10億円以上の33品目に限定。
例えば果実ではかんきつ類、リンゴ、パイナップルだけだ。対象品目に入っていない果実や野菜などを含めれば生産減少額は膨らむ。
また東京大学大学院の鈴木宣弘教授は「米国とベトナムからの米輸入が増えた場合の影響が見積もられているが、両国のジャポニカ米(短粒種)生産がそれほど増えないことが前提となっている。
両国の増産余力を過小評価している」とみる。 (以下省略)」
というもの。
いつも思うけど、これって、机の上だけでの計算だよね。
これからの日本農業の、高齢化と担い手不足、そして温暖化による影響などというもの、計算に入っているのだろうか。
たとえば5年後だったら、7年後だったら農業全体はどうなっているのか。
台風が連続してきたりとか、局地的豪雨が各地で起こったとか。
平均気温が上がって、農産物が思うように作れなくなってくるとか・・・
全ては想像だから、計算には入らないというのかもしれないけど、これから農業が、プラスになっていくと考えている人は、たぶんいないだろう。
なら、計算に入れた方が、正しい答えじゃないのかな。