こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

停滞している理由を探さなければ

2013年02月12日 16時40分25秒 | Weblog
●ブログを書いている途中で、間違ってUPしてしまったので、前回のを削除して、新しく書き直し。●

今日、14日に行く「天空の郷」より、以下のメールが届いた。

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さて、24年産米の取り組みについて、お叱りを受けるとブログへも書いておりましたが、協議会でも色々な意見が出されています。

平成19年度から高い目標もって挑んで来た「土佐天空の郷」。
これまでは勢いのある活動がされてきたように思います。
しかし、協議会の若い役員からも「米が売れるようになって、安心感から取り組みが停滞し、ただ作るだけになっている。ブランド米としてもっと認められる様に高い目標を作り活動をしなければならない」など意見が出ています。
昨年は、若いリーダーを失い活動が停滞したように思います。

今回の講演や打合せを再考のきっかけとして次ぎに繋げる取り組みにしたいと思います。
当日はよろしくお願い致します。
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という内容。

確かに昨年は、中心となっていたリーダーを失ってしまったという事もあるし、確かにそれも原因にある。
しかし、それでは無い。
決して忘れてはいけない「初心」を忘れているというのが、原因なのだ。

もっとも乱暴な言い方をすれば、「独り歩きも出来ない産地なのに、既に天狗になっているんじゃないの」ということ。
どうやら気が付いている人もいるみたいだけどね。

高い目標を持つためには。
それを実行するためには、広いシッカリとした土台が必要。
スカイツリーみたいなやり方は、農業ではできない。

面積が無い。
生産量も増やせない。

その中で進んでいくことは、想像以上に困難を極める。
だから、ある程度のポジションに行った途端に、誰もが守りに入ろうとする。

守りたい気持ちは判る。
でも、守りに入った途端に、ブランドは前に進まなくなる。

困難でも進んでいくのが、ブランドとなった産地の役目なのだ。
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秋田やまもと農業協同組合の若手生産者

2013年02月12日 15時49分57秒 | Weblog
13時から、秋田やまもと農業協同組合の若手生産者で構成される「青年部」の、視察訪問があった。

11名の予定が、残念ながら9名に。
それでも熱心に話を聞いていたので、自分としては、ブランド化の可能性もあるのではと思ったほど。

この地区を、もしもブランド化させるとしたら、品種はなんであろう。
「あきたこまち」では、もうどうにもならない。

なら「ゆめおばこ」?
「おばこ」と名前が付いているから、JA秋田やまもとの地域としてのイメージは、果たしてどうなのか。
では、自分がこの前秋田県でブランド化するべきだといった「あきた96号」?

しかし、土壌についての説明を受けると、地域的な違いも明白に。

なので、まず土壌条件を揃えることが、スタートとなってしまうのだが、流石に、そんなことをしていては時間が足りない。
全てを同時進行で行って、今年の秋には、まず1回目のデータであるが、検討しなければ間に合わないであろう。

まず、自分がブランド化を手伝うかどうかという事については、今後の話となるのだが、若手生産者が集まって、一生懸命に考えている姿を見ると、とにかく嬉しいものだな。
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100%仕切り直し

2013年02月12日 11時12分28秒 | Weblog
昨日、四万十から帰ってきてからも、ずっとJA四万十ブランドについて考えていた。
産地でも何度も言っていたが、やはり四万十ブランドについては、100%やり直す必要が出てきてしまったからだ。

プランド化を進めるにあたって大問題となってしまったのが、農産物を作る上では、絶対に欠かす事が出来ない「地力」。
土壌分析の結果、土が痩せ衰えていて、この地力が無いのだ。
これでは、どんなに頑張っても、良いお米は作れないし、出来るはずがない。

最初に四万十へ訪れた時に、「土の色がおかしい。地力が無いのでは?」と何度も言っていた。
分析の結果、それが的中してしまったという事だ。

分析結果から推測して、一気に地力が無くなってしまったわけではなく、時間をかけて地力が奪われていった結果。カラカラになってしまっていると考えられる。
よって、急いで地力を蘇らせたいのだが、地力は簡単には戻す事が出来ない。
堆肥を使用すれば、なおさらの事だ。

今回、全体として地力が無いことは判ったが、さらに水田ごとに、被害の程度に違いがあることも明らかとなった。

どの水田に、どれだけの飼料が必要なのか。
何が多くて、何が足りていないのか。
早急に調べ上げなければならない。

したがって今日から、普及員や農協の職員によって、全ての水田の土壌分析をしてもらう事になっている。
とはいっても、そうそう簡単ではない。
しかし、これが出来なければ、もう一歩も先に進むことは出来ない。

なのだが、ブランド化を止めることは出来ないし、止めてはいけない。
厳しい中でも、動いていかなければならないのは当然。
よって、ブランド化の考え方を完全に見直してきた。

痩せた大粒のお米よりも、小さくても太っているお米。
栽培にこだわるのではなく、出来にこだわる。
食味計の数字にこだわるのではなく、実際の味にこだわる。
量にこだわるのではなく、品質にこだわる。
理想ではなく、現実で実行する。

なんとことか判らないだろうし、この考え方だと、「これをブランドというのか」という人もいるかもしれない。
自分が進めているSPRの考え方からも、外れている部分も多々ある。

でも自分は、これはシッカリとしたブランド米だと思うし、実行できれば、何処に出しても恥ずかしくはないだろう。
消費者も支持してくれることであろう。
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おはよーニャンコ

2013年02月12日 07時26分32秒 | Weblog

フクは、遊びたい。
リリは、遊びたくない。
もー朝から大騒ぎ。
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