日本農業新聞e農netに「「聖域なき」と他は別 自民、真意確認へ TPP方針 経産相が解釈 (2013年02月16日)」という記事が出た。
内容は以下の通り
茂木敏充経済産業相は15日の閣議後会見で、自民党の外交・経済連携調査会がまとめた「環太平洋連携協定(TPP)交渉参加に対する基本方針」で示した6項目が、交渉参加の是非を政府が判断する際の基準になるかどうかについて「2段に分けて書いてある」と述べた。
6項目のうち「『聖域なき関税撤廃』を前提にする限り、交渉参加に反対する」以外は、判断基準ではないと解釈しているとも受け取れる発言だとして、同党内で反発が出ている。
政府・与党で解釈にずれが生じていないか、問われそうだ。
同調査会の衛藤征士郎会長は基本方針をまとめた13日、6項目の「重みは同じ」として、同列だと明言。
小里泰弘農林部会長ら党農林幹部は週明けにも、政府・与党内で解釈に齟齬(そご)が生じないよう茂木経産相に真意を確認する構えだ。
茂木経産相の発言は「聖域なき関税撤廃」以外の項目も交渉参加の是非を判断する判断基準になるのかとの記者の質問に答えたもので、「聖域」とそれ以外の5項目を念頭に「2段に分けて書いてある」とした上で、「文章通りに心を澄まして読めば分かる」と述べた。
これに対して、小里農林部会長は「(6項目は同列との認識でなければ)党の正式決定への冒涜(ぼうとく)で、国民との約束をも軽んじる発言」とし、茂木経産相の真意を確認したい考えを示した。
同党の議員連盟「TPP参加の即時撤回を求める会」の森山裕会長も「あの公約を国民がどう受け止めて投票したか。有権者と党、政府の間で解釈に齟齬があってはいけない」と強調した。
同会には、党の全国会議員の6割を超える236人(15日現在)が参加する。
安倍晋三首相の訪米に向けて週明けにも会合を開く予定だ。
同党は衆院選公約で、「聖域なき関税撤廃」に加え、「工業製品の数値目標は受け入れない」「国民皆保険制度を守る」など合わせて6項目を交渉参加の是非の判断基準に掲げた。
基本方針では、前半に「聖域」を単独で取り上げ、他の5項目は後半にまとめて記している。
というもの。
どれが本当で、誰が正直に話しているのだろうか。
毎日、発言や内容が違ってくるのだから、たまったものではない。
振り回される、こっちの身にもなってほしい。
内容は以下の通り
茂木敏充経済産業相は15日の閣議後会見で、自民党の外交・経済連携調査会がまとめた「環太平洋連携協定(TPP)交渉参加に対する基本方針」で示した6項目が、交渉参加の是非を政府が判断する際の基準になるかどうかについて「2段に分けて書いてある」と述べた。
6項目のうち「『聖域なき関税撤廃』を前提にする限り、交渉参加に反対する」以外は、判断基準ではないと解釈しているとも受け取れる発言だとして、同党内で反発が出ている。
政府・与党で解釈にずれが生じていないか、問われそうだ。
同調査会の衛藤征士郎会長は基本方針をまとめた13日、6項目の「重みは同じ」として、同列だと明言。
小里泰弘農林部会長ら党農林幹部は週明けにも、政府・与党内で解釈に齟齬(そご)が生じないよう茂木経産相に真意を確認する構えだ。
茂木経産相の発言は「聖域なき関税撤廃」以外の項目も交渉参加の是非を判断する判断基準になるのかとの記者の質問に答えたもので、「聖域」とそれ以外の5項目を念頭に「2段に分けて書いてある」とした上で、「文章通りに心を澄まして読めば分かる」と述べた。
これに対して、小里農林部会長は「(6項目は同列との認識でなければ)党の正式決定への冒涜(ぼうとく)で、国民との約束をも軽んじる発言」とし、茂木経産相の真意を確認したい考えを示した。
同党の議員連盟「TPP参加の即時撤回を求める会」の森山裕会長も「あの公約を国民がどう受け止めて投票したか。有権者と党、政府の間で解釈に齟齬があってはいけない」と強調した。
同会には、党の全国会議員の6割を超える236人(15日現在)が参加する。
安倍晋三首相の訪米に向けて週明けにも会合を開く予定だ。
同党は衆院選公約で、「聖域なき関税撤廃」に加え、「工業製品の数値目標は受け入れない」「国民皆保険制度を守る」など合わせて6項目を交渉参加の是非の判断基準に掲げた。
基本方針では、前半に「聖域」を単独で取り上げ、他の5項目は後半にまとめて記している。
というもの。
どれが本当で、誰が正直に話しているのだろうか。
毎日、発言や内容が違ってくるのだから、たまったものではない。
振り回される、こっちの身にもなってほしい。