Facebookスズノブの投稿したものと同文。
「お米の単位について教えてください」というめーるが届きましたので、お知らせいたします。
昔はお米の収穫量(石高)が領地の広さや経済力を示していました。
実はこの「○○石」とは容積を表す単位で、昔はお米の量を、重さではなく容積で表していたのです。
「石」より小さな単位いは「斗(ト)」「升(ショウ)」「合(ゴウ)」など。
一斗樽、一升瓶、一合徳利などは、今でも馴染みの深い言葉だと思います。
日本の歴史に登場する最も古い記録は、1300年近く前(701年)に制定された大宝律令、「量、十合為升、三升為大升一升、十升為斗、十斗為石」と記されていて、この頃すでに10合で1升、10升で1斗、10斗で1石とする単位が、定められていたそうです。
枡の大きさが統一されたのは江戸時代初期のことで、寛文9年(1669年)に統一令がだされ、一升枡は方4寸9分(1寸は3.03センチ。分はその10分の1)、深さ2寸7分、容積64.827立方分(1.804リットル)と定められたのです。
江戸幕府は、江戸と京都に「枡座(ますざ)」を置き枡の製作と販売、そして違法な枡の取締りを行わせました。
それから300年以上の間、1升枡の表す容積は、まったく変わらずに現在に至っています。
また米俵については、古くは平安時代に5斗で1俵とするという記録が残っています。
全国的に統一されたのは明治時代の末で、4斗で1俵に、現在は重さに換算して1俵60キロに統一されています。
「お米の単位について教えてください」というめーるが届きましたので、お知らせいたします。
昔はお米の収穫量(石高)が領地の広さや経済力を示していました。
実はこの「○○石」とは容積を表す単位で、昔はお米の量を、重さではなく容積で表していたのです。
「石」より小さな単位いは「斗(ト)」「升(ショウ)」「合(ゴウ)」など。
一斗樽、一升瓶、一合徳利などは、今でも馴染みの深い言葉だと思います。
日本の歴史に登場する最も古い記録は、1300年近く前(701年)に制定された大宝律令、「量、十合為升、三升為大升一升、十升為斗、十斗為石」と記されていて、この頃すでに10合で1升、10升で1斗、10斗で1石とする単位が、定められていたそうです。
枡の大きさが統一されたのは江戸時代初期のことで、寛文9年(1669年)に統一令がだされ、一升枡は方4寸9分(1寸は3.03センチ。分はその10分の1)、深さ2寸7分、容積64.827立方分(1.804リットル)と定められたのです。
江戸幕府は、江戸と京都に「枡座(ますざ)」を置き枡の製作と販売、そして違法な枡の取締りを行わせました。
それから300年以上の間、1升枡の表す容積は、まったく変わらずに現在に至っています。
また米俵については、古くは平安時代に5斗で1俵とするという記録が残っています。
全国的に統一されたのは明治時代の末で、4斗で1俵に、現在は重さに換算して1俵60キロに統一されています。